「これをすれば、あの人は私を褒めてくれるんじゃないか?」
「こう言えば、あの人は私を認めてくれるんじゃないか?」
私たちは、無意識のうちに誰かの評価を期待して行動することがあります。
自分が純粋にしたいことなのか、
それとも誰かに褒めてもらうことを期待してしていることなのか。
行動が同じでも、そこから生まれるエネルギーは全く違います。
褒められたり認められたりするのは嬉しいことです。
でも、それを過度に期待しているとき、
自分の内側をのぞいてみた方がいいかもしれません。
というのも、自分の自覚以上に、
「褒めてほしい」「認められたい」という思いが強く、
それが行動の原動力になっている場合が多いからです。
「認められたい」という欲求は、
人間の根源的な欲求です。
ごく自然なことです。
だからこそ、「当たり前」という認識で、
その欲求が過度になりやすいです。
なぜなら、その欲求が満たされると、
まるで中毒になったかのように
強い喜びを感じるからです。
「また頑張ろう!」
「今までの頑張りは間違いではなかった!」
「我慢することが多くても、頑張ることはいいことだ!」
強力な報酬となります。
そして、その報酬を再び得るために、
無意識のうちに外からの承認を求め、
その承認欲しさに突っ走ってしまうことがあります。
-----
その背景には、
自分が自分をもっと認めてあげてほしい、という
自分の内側からの欲求があります。
自分が自分を認めるためには、
「認められること」を自分で丁寧に探し当てる
意識的な作業が必要です。
しかし、それをせずに、
他人が褒めてくれる方が楽なのです。
人は楽な方に流れます。
それは自然なことです。
ですが、自分自身の内面に関しては、
やはり自分で向き合う、という意識や姿勢が大切になります。
なぜなら、他人が認めてくれることを過度に期待してしまうと、
もし認めてもらえなかった時に、
まるで否定されたかのように深く傷ついてしまうからです。
他人が実際に否定していなくても、
否定されているように感じるのは、
自分が自分を否定しているからです。
つまり、自分で自分を認めてあげていないからなのです。
だからこそ、
外からの承認に依存するのではなく、
まずは自分自身が「これでいい」と受け止めてあげること。
自分を認める習慣を繰り返していくことが、
本当の心の平穏と、周囲の人からの影響が少ない自分へと繋がります。
誰かに褒めてもらう前に、
まず誰よりも先に自分で自分を認めてあげる。
その積み重ねが、本当の意味で心を自由にしてくれます。