他人と比べるのは愚かしいと気づいた話

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コラム
昨日久々にヒトカラに行った。
自分と向き合おうとしても向き合えず、気分転換が必要だったのと、感情を出すのが苦手なので、歌うことで感情を表したいと思ったからだ。

案内された部屋は、隣の部屋の歌声がかなり聞こえた。隣から聞こえてきたドリカムがとんでもなく上手かった。セミプロではと思うくらいの歌唱力の高さ。ほとんど音程を外さないし、感情も伝わる。そんなうまい人に私は対抗していた。いや、敵うわけないんだけど。

そしたら急に、歌うことが楽しくなくなってしまったのだ。
ストレス発散のためにカラオケに来たのに、歌うことがストレスになってしまった。

実は私は歌うときに「上手いと思われてるかな」なんて考えている。

気持ちよく歌うことを目的としていたのに隣の部屋の歌が聞こえると比較し対抗しだす。
会社の忘年会とかでカラオケに行っても他人の目が気になって調子を崩す。
控え目を装いながら心の中では「みんな、私を見て!」そう思っている。

他者の目が介入すると自分らしさを出せず、他者からいい評価をされるために振舞ってしまう。

そうすることで得るものとは何なのだろうか。

他者からいい評価を得られたからと言って、給料が増えるわけでもなし、仕事量が減るわけでもなし、人に好かれるわけでもないと思う。

むしろ他者の目を気にせずに生きた方が精神的な負担がなく、自分らしく生きれるし、心を許す友達もできる。

そうだと知っているのに、いつまで私は何のために他者の顔色をうかがって生きるのか。そろそろ本来の自分を解放して生きてもいいんではないか。
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