眠りやストレス対策に利用されるGABA(γ-アミノ酪酸)サプリメント。本当に効果があるのだろうか。
GABAとは?
GABAは脳内で抑制系に働く神経伝達物質である。グルタミンが元となり、ナイアシン、ビタミンB6の助けによって生成される。GABAサプリメントを取っても血液脳関門を通る事はできない。
従って、食事でそれらを(グルタミン、ナイアシン、ビタミンB6)摂取し脳内で生成されるようにする事が基本である。
では、GABAサプリメントは全く効果がないのだろうか?実は効果は多少ある、との報告が出ている。
GABAサプリメントの効果
◇血圧への作用
ある種類の降圧剤とGABAを取ったところ血圧が10%低下した。
◇てんかんへの作用
GABAは抗てんかん薬の効き目を増強させる可能性がある。
脳機能改善効果がある「ホスファチジルセリン(リン脂質 脳細胞膜に多く存在する)」とGABAを一緒にとると、脳内GABAの利用を促進したとの研究結果がある。
ちなみにホスファチジルセリンはD〇CなどでもPSとして販売されている。
これらのことから、GABAの摂取は腸神経系に影響を及ぼし脳内でのGABA産生や利用を促している可能性がある。
◇テアニンとの同時摂取で入眠時間の短縮をする
マウスによる実験でテアニンとGABAの同時摂取で入眠時間の短縮や睡眠時間の延長効果があった。
GABAは野菜、果物、お茶、大豆、発芽米、発酵食品などに含まれている。GABAの元となるグルタミンは、ほとんどの食品に含まれている。
しかし食事に含まれるGABAは少ない。メーカーを厳選し過剰摂取を控えつつ試してみてもいいかもしれない。
参考)Nutrients 2021 Review
United States Pharmacopeia (USP) Safety Review of Gamma-Aminobutyric Acid (GABA)