抗不安薬のなかで最も多く処方されるのは「デパス」だそうだ。デパスはベンゾジアゼピン系の薬で効果も強いが依存性も強いとされる。(デパス以外でも抗不安、鎮静に使う薬は全て依存性がある)
ベンゾジアゼピン系薬は、ベンゾ受容体に結合することで同胞のGABA受容体の機能を増強させる。そして催眠や抗不安効果を発揮する。デパスはGABA受容体に直接結合して同様の効果を発揮する。
ではこれらの薬はなぜ依存を起こすかといえば、GABA受容体の減少が原因とされている。
薬による刺激が続くと、身体の反応として脳内でバランスを取るためにGABA受容体が減らされることがある。
不安を感じたときに、少ない受容体だけで対応せざる終えなくなり、それに耐えられず薬をやめられない・・ことになりやすい。
抗不安薬は精神科以外でも処方される
抗不安薬と聞くとメンタルに不安を抱えている人が心療内科や精神科でもらう薬と思う人がいるかもしれない。
しかし、抗不安薬は不安や眠りだけでなく筋弛緩作用があるため緊張性頭痛や整形外科的な疾患、内科、婦人科など様々な科で処方されることがある。
デパスは、薬理作用が強くすぐに効果を発揮し、短時間で作用がなくなる。そんな便利さから、昔は安易に処方されていた。
しかし短時間作用薬は離脱症状も出やすく、やめられない人が続出した。そのため厚生労働省が処方制限をかけた。しかし、今でも老いも若きも同等の薬を服用し依存になっている人は多い。もはや薬害と言ってもいいぐらい深刻だ。
この様な被害を防ぐには、できるだけ病院に行かないで済ますことだと思う。