「気持ちを切り替えなきゃ」
そう思えば思うほど、余計に気分が重くなってしまうことはありませんか。
落ち込んだときや、やる気が出ないとき、私たちはつい「前向きに考えよう」「気にしないようにしよう」と、気持ちそのものを変えようとしてしまいます。でも実は、気持ちを直接変えることは、とても難しいのです。
一方で、行動は結果に繋がっています。
そして、行動を変えれば、結果も少しずつ変わっていきます。
気持ちを切り替えるために大切なのは、無理にポジティブになることではありません。まずは、自分の行動パターンを知ることです。
たとえば、一日中家で過ごすと気持ちが沈んでしまう人がいます。その人にとっては、外に出て少し散歩をするだけでも、気分が変わるかもしれません。
一方で、家でゆっくりテレビや映画を観ていると、心からリラックスできる人もいます。
また、買い物やカフェでお茶をすることが気分転換になる人もいれば、人混みが苦手で、外出そのものがストレスになってしまう人もいます。
どれが正解で、どれが間違い、ということはありません。
大切なのは「自分にとってどうか」という視点です。
「自分はどんな行動をすると、少し気持ちが前向きになるのか」
「逆に、どんな行動をすると、気分が落ち込みやすいのか」
これを知っているだけで、仕事やプライベートで落ち込む出来事があったとき、気持ちを切り替えやすくなります。
つまり、気持ちを切り替えるための行動=自分だけの『勝ちパターン』を見つけることが、とても大切なのです。
「落ち込んだら、あれをする」
「しんどいときは、これだけやってみる」
そんな小さな行動の引き出しがあるだけで、心はずいぶん楽になります。
気持ちを変えようと頑張らなくて大丈夫です。
気持ちを変えるより、行動を少し変える方が、ずっと簡単だからです。
今日はほんの少し、自分を観察してみてください。
どんな行動が、あなたの心を軽くしてくれるのか。
その答えは、きっとあなたの中にもうあります。