「なんだかずっと、疲れてる」――理由のない心のバッテリー切れに、そっと寄り添うお話

「なんだかずっと、疲れてる」――理由のない心のバッテリー切れに、そっと寄り添うお話

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コラム
なんだか毎日、体がだるくて心が重い。

これといった大きなトラブルがあったわけでもないのに、朝起きた瞬間から「あぁ、今日も疲れているな」と感じてしまうこと、ありませんか?

仕事で大失敗をしたわけでもないし、大切な人とケンカをしたわけでもない。

それなのに、まるで心と体のバッテリーがずっと15%のまま、点滅を繰り返しているような感覚。

「何に疲れているの?」と誰かに聞かれても、理由がはっきり分からないから、うまく説明できなくて「ただなんとなくね」と言い訳してしまう。

そして、「大した理由もないのに、甘えているだけなのかな」なんて、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

でもね、僕は思うんです。

理由が特定できない慢性的な疲れというのは、決してあなたの甘えなんかじゃありません。

むしろ、あなたが毎日をそれだけ一生懸命に、そして丁寧に生きている証拠なんですよ。

これまで多くの恋愛や人間関係、お仕事や人生の悩みに耳を傾けてきましたが、現代を生きる私たちは、無意識のうちにものすごい量のエネルギーを消費しています。

満員電車のノイズ、SNSから流れてくるきらびやかな他人の日常、職場で求められる「ちゃんとした大人」の役割。

日常のほんの小さな「ちょっとした気遣い」や「我慢」が、まるで砂時計の砂のように、毎日少しずつ、でも確実に心の中に降り積もっていきます。

ひとつの大きな出来事でドカンと疲れるのではなく、この「小さすぎて気づかないストレス」の積み重ねこそが、原因不明の慢性的な疲れの正体であることがとても多いのです。

スマホに例えるなら、アプリを何も開いていないつもりなのに、バックグラウンドでたくさんのシステムが動き続けて、いつの間にか充電が減っているような状態ですね。

だから、「原因が分からない」というのは当然のこと。

あなたの心は、目に見えない無数の小さなことと、ずっと戦い続けてくれているのですから。

そんなときは、無理に「元気にならなきゃ」「原因を突き止めて解決しなきゃ」と焦る必要はまったくありません。

疲れているときは、ただ「あぁ、今の私はそれだけがんばっているんだな」と、その状態をそのまま認めてあげるだけで十分です。

心理カウンセラーとして、たくさんの心に触れてきて実感するのは、心が一番ホッとするのは、原因が解決したときよりも、自分のつらさを自分自身に分かってもらえたとき。

お休みの日に、何もせずゴロゴロして過ごしてしまったとしても、どうか罪悪感を持たないでくださいね。

「何もしない」を選択できたということは、心が今、必死にエネルギーを回復させようとしている、とても大切な時間なのですから。

今日くらいは、がんばる自分に100点満点をあげて、ただただ自分を最優先に甘やかしてあげてください。

あなたの心が、少しでも軽くなる温かい風が吹きますように。

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