なんだか最近、自分の人生なのに、どこか他人事のように感じてしまうことってありませんか?
まるで誰かが作った大きな物語のなかにいて、自分はスポットライトの当たらない「その他大勢のひとり」として、ただ背景のようにそこに佇んでいるような、そんな不思議な希薄さ。
仕事でも、人間関係でも、誰かの引き立て役のようになってしまったり、自分の気持ちを後回しにして周りに合わせてばかりいたり。
気づけば「私の人生、これでいいのかな」「私って、本当にここに存在しているのかな」と、胸の奥が少しだけ、冷たく寂しくなってしまうこともあるかもしれません。
でもね、まずはその「寂しいな」と感じているご自身の繊細で優しい心に、お疲れ様、と声をかけてあげてほしいんです。
たくさん周りに気を遣って、みんなの調和を大切にしてきたからこそ、自分の物語の主役の座を、ほんの少しだけ誰かに譲ってしまっていたのかもしれませんね。
僕は、その気づきこそが、これからのあなたの物語が新しく動き出すための、とても大切なプロローグ(序章)なんだと思っています。
映画や小説の主役って、最初から完璧で、ずっとスポットライトを浴びている人ばかりではありません。
むしろ、最初はどこか自信がなくて、自分の居場所に悩んでいて、それでも小さな一歩を踏み出すところから、素敵な物語が始まっていきます。
今のあなたが感じている「脇役のような感覚」は、決して悪いことでも、あなたが足りない人間だからでもありません。
「そろそろ、自分のためにスポットライトを当ててあげたいな」という、あなた自身の心の奥からの、優しいサインなんだと僕は思います。
物語の主役に戻るために、何か特別な大冒険をする必要はまったくありません。
まずは、今日のご飯で「自分が本当に食べたいもの」をじっくり選んでみる。
「本当はちょっと疲れたな」と思ったら、周りに合わせて無理に笑顔を作らずに、そっとお気に入りの温かい飲み物を飲んで一息つく。
そんな、日常の本当に小さな、でも大切な選択を「自分の意思」で決めていくこと。
その積み重ねが、少しずつ、あなたの人生の輪郭を濃く、鮮やかにしていってくれます。
他の誰でもない、あなただけの人生という素晴らしい物語。
その台本を書き換えるペンは、いつだってあなたの手の中にあります。
焦らずに、ゆっくりと、あなたのペースで、あなただけの主役の物語を紡いでいってくださいね。
心理カウンセラーとして、僕はいつでもあなたのその物語を、心から応援しています。