「私が辞めたら、ここには何も残らない」――そう怯えるあなたへ。その手にある本当の宝物の話

「私が辞めたら、ここには何も残らない」――そう怯えるあなたへ。その手にある本当の宝物の話

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コラム
「自分が今している仕事は、自分にしかできない属人的なものだから、もし会社を辞めてしまったら、後には何も残らないんじゃないか……」

そんなふうに、ふと夜に一人で考えて、胸がキュッと締め付けられるような強い危機感を抱くこと、ありますよね。

毎日あんなに一生懸命がんばっているのに、未来の自分が空っぽになってしまうような気がして、怖くなってしまうその気持ち、本当に本当によく分かります。

心理カウンセラーのうさぴょんです。

これまで仕事や人生の将来について、たくさんの不安を抱える方々から、心の奥にある切実な思いを伺ってきました。

みんな、表面上は平気そうな顔をして笑っていても、心のなかでは「自分の代わりなんていくらでもいる」「自分がやってきたことに価値なんてあるのかな」って、震えていることが少なくありません。

でもね、僕は、あなたが「属人的だから何も残らない」と感じているその事実にこそ、実はものすごい価値が隠されていると思うんです。

属人的なスキルというのは、言い換えれば「あなたという人間だからこそできた仕事」であり、「あなたにしか出せない味」そのものなんですよ。

マニュアル通りに動くだけの仕事なら、確かに誰がやっても同じ結果になりますし、組織としてはそのほうが都合が良いのかもしれません。

だけど、あなたが日々、周囲の状況を察して、目の前の人のために心を砕き、あなたなりの工夫を凝らして進めてきた仕事は、決して誰にでも真似できるものではありません。

その気配り、そのスピード感、その優しい言葉選び、それらすべてが、あなただけの唯一無二の輝きなんです。

たとえ今の職場を離れることになって、形としての書類やデータが会社に残らなかったとしても、あなたがその仕事を通して育んできた「内面の力」は、絶対に消えることはありません。

ピンチを切り抜けたときの判断力、人の気持ちに寄り添う温かさ、物事を前に進めるための粘り強さ。

それらはすべて、あなたの心と体に深く刻み込まれて、これからの人生を支える最高の味方になってくれます。

職場が変わっても、環境が変わっても、あなたが培ってきたその「あなたらしさ」という宝物は、どこへだって一緒に連れていくことができるんです。

だから、何も残らないなんて、どうか思わないでくださいね。

会社に残るものだけが価値ではありません。あなた自身のなかにしっかりと蓄積されている経験と、その優しいお人柄こそが、何よりも尊い財産なのですから。

もしまた、将来への不安で心が曇ってしまいそうになったときは、いつでも僕にお話しを聞かせてください。

あなたの頑張りを、僕はいつでもここで全力で応援していますし、その価値を一緒に見つめていきたいと思っています。

少し肩の力を抜いて、今夜は自分をたくさん労ってあげてくださいね。

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