相手のために、あれもしてあげたい、これもしてあげたい。
そうやって一生懸命に尽くすことは、本当に素敵な優しさですし、あなたのあたたかいお人柄そのものだと僕は思います。
でも、心のどこかで「ここまで尽くさないと、自分は愛してもらえないんじゃないか」という不安や寂しさを抱えてはいませんか。
「相手の役に立っている自分」にしか価値がないように思えてしまう。
もしそんな風に、自分を削りながら愛を繋ぎ止めようとしているのだとしたら、あなたの心は少し疲れてしまっているのかもしれません。
これは「承認の代償」とも呼ばれる心の動きで、実はとても多くの方がこの苦しみを抱えています。
相手に尽くすことで、自分の居場所や存在価値を確かめようとしてしまうのですね。
でも、尽くし続ける関係というのは、知らず知らずのうちに自分を窮屈な場所へと追い込んでしまいます。
「もっと頑張らなきゃ」「次はこれをしなきゃ」と、いつも心がフル回転で休まる暇がありません。
僕は、愛というものは本来、何かを提供した対価として受け取るものではないと考えています。
あなたが誰かのために必死に動かなくても、何かを我慢して尽くさなくても、ただそこにいて笑っているだけで、十分に愛される価値があるのです。
まずは、これまで誰かを一生懸命に愛そうと頑張ってきた自分自身に、「本当によく頑張ってきたね」と声をかけてあげてください。
その優しさを、これからは少しだけ、自分自身のために使ってみませんか。
自分が本当にやりたいこと、心地よいと感じることを最優先に選んでいく。
そうやって自分を大切にできるようになると、不思議と周りからも、そのままのあなたで愛されるようになっていきます。
あなたが肩の力を抜いて、そのままの自分で幸せを感じられる日を、僕はいつも応援しています。