「気のせい」のバケツが満タンになる前に。心がすり減るのを止める、優しい自分への戻り方

「気のせい」のバケツが満タンになる前に。心がすり減るのを止める、優しい自分への戻り方

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コラム
日々を過ごす中で、なんだか胸のあたりが「モヤッ」としたり、「あれ?」と小さな違和感を覚えたりすることってありませんか?

たとえば、友達の何気ない一言だったり、職場の空気感だったり、パートナーのちょっとした態度だったり。

そんなとき、真面目で優しい人ほど、「これくらい大したことないや」「僕の考えすぎ、気のせい」って、その感情をそっと心の奥に押し込んでしまいがちです。

でもね、その小さな「気のせい」は、決して消えてなくなっているわけではないんです。

心の奥にある透明なバケツに、一滴、また一滴と、静かに溜まっていっているだけなのかもしれません。

僕はこれまで、本当にたくさんの方の人生の悩みや将来への不安、お仕事や大切な人との関係についての苦しさをお聞きしてきました。

その中で気づいたのは、最後に心が限界を迎えて「爆発」してしまう方は、決して感情的な人ではないということです。

むしろ、ずっとずっと我慢して、周りに気を使って、自分の心の声を無視し続けてきた、誰よりも優しい方ばかりなんですよね。

「気のせい」という言葉は、自分を納得させるためにはとても便利な言葉です。

波風を立てずにその場を収めることもできるし、自分が我慢すれば丸く収まるような気がしてしまいますから。

だけど、あなたの心が感じた小さな「チクッ」とした痛みは、あなたの大切な心が発してくれた「これ以上無理しないで」というサインなんです。

そのサインを何度も何度も無視されてしまうと、心は「どうして気づいてくれないの!」と、いつか大きな悲鳴を上げてしまいます。

それが、ある日突然、涙が止まらなくなったり、些細なことで怒りが抑えきれなくなったりする「爆発」の正体です。

だからね、もし今度「あれ?」と思う瞬間があったら、それを「気のせい」にして片付けてしまう前に、ちょっとだけ立ち止まってみてください。

そして、「あ、いま僕はモヤッとしたな」「ちょっと悲しかったな」って、その気持ちをただそのまま認めてあげてほしいんです。

誰かにその場で言い返したり、何かを大きく変えたりしなくても大丈夫。

まずは、自分自身が自分の味方になって、「そうだよね、今のは嫌だったよね」と、その小さな違和感に寄り添ってあげるだけで、心のバケツの水は少しずつ減っていきます。

自分の心を守れるのは、世界中で他の誰でもない、あなただけです。

これからは、小さなモヤモヤも、あなたを構成する大切な宝物として、どうかそっとすくい上げてあげてくださいね。

心理カウンセラーとして、あなたが毎日を少しでも心地よく、自分らしく息ができるように、いつもここから応援しています。

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