「もっとこうすべきだ」「今のままじゃダメだ」って、自分を奮い立たせる声が心のなかでずっと響いていること、ありませんか?
毎日を一生懸命に生きている人ほど、頭のなかの「命令」がちょっぴり強くなってしまうことがあります。
仕事や人間関係、これからの人生への不安。
そうしたたくさんの悩みを日々聴かせていただく中で、多くの人がこの「心の声」にちょっぴりお疲れになっているなと感じます。
実は、僕もかつては自分を追い込みがちなタイプだったので、その苦しさがとてもよく分かります。
真面目で、優しくて、責任感が強い人ほど、「もっと成長しなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追いかけてしまうんですよね。
そして、心も体もクタクタになって「よし、休もう!」と決めたはずなのに、なぜか心が休まらない。
それは、休息さえも「正しく休むべきだ」「有意義な休日にしなければならない」という、新しい義務になってしまっているからかもしれません。
せっかくのオフの時間なのに、「ただゴロゴロしているのは時間を無駄にしているんじゃないか」と焦ったり、スマホで知識を詰め込もうとしたり。
これでは、ベッドの上にいるだけで、心は休まらずにずっと全力疾走をしているようなものです。
休むというのは、何かを達成することでも、次のために自分をメンテナンスする義務でもありません。
ただ、今この瞬間に「何もしない自分」を許してあげることです。
もし今、休むことにさえプレッシャーを感じているなら、まずはそのことに気づいて、そっと深呼吸をしてみてください。
僕からのおすすめは、あえて「生産性ゼロの時間」を自分にプレゼントしてあげることです。
時計を見ずにぼーっと空を眺めたり、お気に入りの温かい飲み物の香りをただ楽しんだり。
誰の役にも立たない、何の結果も生まない、そんな愛おしい無駄な時間を自分に許してあげてほしいのです。
「すべきこと」のスイッチを完全にオフにして、ただそこにいるだけで100点満点。
あなたはもう、十分にがんばってきました。
心理カウンセラーとして、あなたが義務の重荷をそっと下ろして、心から「ほっ」とできる瞬間が増えることを、いつも応援しています。
少しずつ、自分のペースで、心に優しい空白を作っていきましょうね。