大きな波が去ったあとの、ぽっかり空いた心へ。次のスタートが怖くなったときの「心の休み時間」

大きな波が去ったあとの、ぽっかり空いた心へ。次のスタートが怖くなったときの「心の休み時間」

記事
コラム
大きなプロジェクトが無事に終わったとき、本来なら「やったー!」と達成感でいっぱいになるはずなのに、なぜか言葉にできないような、深い虚脱感に包まれることってありますよね。

心の中がぽっかりと空っぽになって、何にも手がつかなくなってしまう。

それと同時に、「さあ、次はどうする?」という周囲からの視線や、自分の中の焦りが押し寄せてきて、次のタスクに向かうのがたまらなく怖くなってしまう……。

これまで、たくさんの方から仕事や人生、将来への不安についてのお話を聞いてきましたが、このような「燃え尽き」と「次のステップへの恐怖」に挟まれて身動きが取れなくなっている方は、本当にたくさんいらっしゃいます。

まず、あなたに一番に伝えたいのは、「今、そんなふうに感じてしまうのは、あなたがそれだけ目の前のことに全力を尽くした証拠なんだよ」ということです。

プロジェクトという大きな山を登りきるために、あなたは自分のエネルギーを限界まで注ぎ込んできたはずです。

頭も、体も、そして心も、フル回転でがんばってきたんですよね。

それなのに、山を降りた瞬間に「はい、次はあっちの山ね!」と言われても、足がすくんでしまうのは当然のことです。

ガソリンが空っぽの状態で、車を走らせようとしても動かないのと同じで、今のあなたの心は「これ以上は走れないよ」と、大切なサインを出してくれている状態です。

僕は、この虚脱感を無理に吹き飛ばそうとしたり、やる気を出そうとしたりする必要は、一切ないと考えています。

むしろ、今は思いきり「からっぽ」のままでいてください。

次のタスクへの恐怖が湧いてくるのも、それだけあなたが仕事に対して誠実で、責任感が強いからこそです。

「次も同じようにがんばれるだろうか」「期待に応えられなかったらどうしよう」と不安になるのは、あなたがこれまでに素晴らしい成果を残してきたからこその、優しい足踏みなんです。

だから、今は次の予定を考えるのをちょっとだけお休みして、がんばった自分をたくさんねぎらってあげましょう。

好きなものを食べたり、ただぼーっと空を眺めたり、お布団の中でぬくぬく過ごしたり。

そうやって「何もしない時間」を自分に許してあげることが、エネルギーを回復させる一番の近道になります。

心が満たされてくれば、恐怖や不安は自然と小さくなり、「そろそろ、ちょっとだけ動いてみようかな」と思える日が必ずやってきます。

焦らなくて大丈夫です。あなたのペースで、ゆっくりと進んでいきましょうね。

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