「いい人」をがんばるあなたへ。心の奥で眠っている、小さな怒りの見つけ方

「いい人」をがんばるあなたへ。心の奥で眠っている、小さな怒りの見つけ方

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コラム
相手との関係を壊したくなくて、いつも自分の「怒り」をぎゅっと胸の奥に閉じ込めていませんか?

「自分が我慢すれば、すべてが丸く収まるから」 「怒るなんて、大人気ないし相手に悪いから」

そうやって周りの人を大切に、優しく接してきたあなたは、本当に本当に素晴らしい心の持ち主です。

でも、何度も何度も怒りを封印し続けているうちに、なんだか最近、自分が本当はどう感じているのか分からなくなってしまっていませんか?

実は、怒りという感情をずっと閉じ込めていると、心はだんだん麻痺していってしまうものなんです。

悲しいわけでもないのに涙が出たり、なんだかいつも心がモヤモヤして晴れなかったり、理由のない疲れがずっと続いていたり。

それは、麻痺してしまったあなたの心が送っている、「本当は私、怒っていたんだよ」「悲しかったんだよ」という大切なサインかもしれません。

カウンセラーとしてたくさんの方のお悩みをお聞きする中で、こうして自分の感情を後回しにしてがんばりすぎてしまう方をたくさん見てきました。

だからこそ、僕はあなたに、もう少しだけ自分の感情を甘やかしてあげてほしいなと思うんです。

怒ることは、決して悪いことではありません。

怒りというのは、あなたの「大切なもの」が傷つけられたときに、自分を守るために自然と湧き出てくる、とても人間らしくて温かい防衛本能なんです。

だから、怒りを感じた自分を「ダメなやつだな」なんて責める必要は、どこにもないんですよ。

まずは、自分の心の奥にある小さなモヤモヤに、そっと意識を向けてみてください。

「ああ、あのとき、本当は嫌だったんだな」 「あんな言い方をされて、悲しかったし、悔しかったんだな」

そんな風に、心の中でそっと自分の本音を認めてあげるだけで十分です。

相手に直接ぶつける必要はありません。

誰もいない部屋で「ムカつく!」と声に出してみたり、紙に思いの丈を殴り書きしてビリビリに破いて捨ててしまったりするだけでも、心は少しずつ軽くなっていきます。

あなたが今、人間関係で悩んでいるのは、それだけ周りの人を大切にしたいという優しい心の裏返しです。

でもね、その優しい心の特等席には、他の誰でもない、あなた自身を座らせてあげてください。

あなたがあなた自身の最大の味方になって、その小さな本音をすくい上げてあげること。

それが、麻痺してしまった心に少しずつ温かい血を通わせる、いちばんの方法だと僕は思います。

ゆっくりで大丈夫です。自分のペースで、少しずつ自分の感情を取り戻していきましょうね。

いつでもあなたの味方として、ここで応援しています。

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