「何か新しい知識を吸収したいな」「もっと成長したいな」という前向きな気持ちはあるのに、いざ本を開いたり動画を見たりしようとすると、文字が頭に滑り込んでこない。それどころか、スマホの画面を見るだけでどっと疲れが押し寄せてくる……。
そんなふうに、学ぶ意欲と、体や心の「受け入れキャパシティ」が完全にすれ違ってしまっていること、ありませんか?
実は、僕のところにご相談に来てくださる熱心でがんばり屋さんな方々からも、こういったお声を本当によくお聞きするんです。
学びたいという意欲があるのは、あなたの心がとても純粋で、素敵に生きようとしている素晴らしい証拠。でも、それと同時に、あなたの心と体は「もうこれ以上、新しいものを入れないで!」と悲鳴を上げている状態なのかもしれません。
現代は、普通に生きているだけでも、信じられないほどの情報が目や耳から飛び込んできますよね。SNSのタイムライン、仕事のメール、ニュースの通知……。ただ生活しているだけで、脳のハードディスクはすでに容量がいっぱいになってしまっているんです。
そんな「満タン」の状態で、さらに新しい知識を詰め込もうとするのは、すでに荷物で溢れかえっているお部屋に、新しい家具を無理やり運び込もうとするようなもの。これでは、どんなに魅力的な知識であっても、心が拒絶してしまうのは当然のことなんです。
だからこそ、そんなときは「学ぶこと」を一度お休みして、まずは引き算をすることを意識してみてほしいなと思います。
新しい情報を入れるよりも前に、今ある心の荷物を少しずつおろして、スペースを空けてあげる。何も考えずにぼーっとする時間を作ったり、好きな音楽に耳を傾けたり、ただ温かいお茶を飲んでホッとしたり。そうやって、脳と心を意識して「からっぽ」にする時間をプレゼントしてあげてください。
学ぶ意欲があるあなたなら、心が回復してスペースが空けば、また自然と新しい知識をスポンジのように吸収できるようになります。焦らなくて、本当に大丈夫ですよ。
今はただ、がんばって情報を処理しようとしてくれた自分に「いつもありがとう、お疲れ様」と言って、ゆっくり休ませてあげるタイミング。
あなたの心がふんわりと軽くなって、また心地よく新しい世界にワクワクできる日が来るのを、僕は心から応援していますね。