信じていた人に裏切られたときの痛みって、本当に言葉にできないほど深いものです。
胸の奥がキュンと締め付けられて、まるで世界中で自分一人だけが取り残されてしまったかのような、底のない寂しさとショックを感じてしまいますよね。
そんな大きな傷を心に負ってしまったら、新しい誰かと出会ったり、新しい人間関係を築こうとしたりするときに、怖くなってしまうのは当然のことです。
「また同じように傷つけられたらどうしよう」「もう誰も信じられないかもしれない」と、心がギュッと身構えてしまうのは、あなた自身がこれ以上傷つかないように守ろうとしてくれている、大切な防衛本能なんですよ。
まずは、それほどまでに一生懸命自分を守ろうとしているご自身の心に、「よく頑張って耐えてきたね」と声をかけてあげてほしいなと思います。
僕は、過去のトラウマから一歩を踏み出せずに悩むことは、決して心が弱いからではないと考えています。
それだけ相手のことを真っ直ぐに、純粋に信じていたという、あなたの優しさと誠実さの証拠だからです。
裏切った側ではなく、信じた側のあなたが自分を責める必要なんて、どこにもありません。
でも、そうは言っても「新しい縁が欲しいけれど、やっぱり怖い」というジレンマに悩まされるのは苦しいですよね。
この怖さを少しずつ和らげていくために、まずは「無理に人を信じようとしないこと」から始めてみませんか。
「信じるか、信じないか」の極端な二択で考えてしまうと、どうしても心が疲れてしまいます。
だから、「今の段階では、ただ隣にいて心地いいなと思える時間を楽しむだけでいいや」と、ハードルをぐっと下げてみるんです。
相手のすべてを信じる必要はありません。
「今日、この人と話した時間が楽しかった」という、その小さな事実だけを受け止めていく。
そうした小さな安心感の積み重ねが、やがて時間をかけて、凍りついた心を少しずつ溶かしていく魔法のような薬になってくれます。
人間関係でつらい思いを経験したあなたは、きっと他人の痛みが誰よりも分かる、とても繊細で温かい心の持ち主です。
だからこそ、次の新しい縁では、あなたのその温かさを同じように大切にしてくれる素敵な人と、きっと出会えるはずです。
今は焦らず、自分のペースで、心の傷が癒えるのを待ってあげてくださいね。
一歩進んで、怖くなったら二歩下がっても大丈夫。
あなたの心が少しずつ軽くなって、また誰かと笑顔で繋がれる日が来ることを、僕は心から応援しています。