「いい人」をがんばるあなたへ。心の中の“野生のオオカミ”を眠らせていませんか?

「いい人」をがんばるあなたへ。心の中の“野生のオオカミ”を眠らせていませんか?

記事
コラム
社会の中で生きていくために、私たちはいつの間にかたくさんのルールを身につけていきますよね。

周りの空気を読んで、相手の気持ちを先回りして考えて、求められる「正しさ」や「良い子」の枠に自分を当てはめる。

それはあなたが、周囲の人を大切にしようと優しくがんばってきた証拠です。

でも、そうやって社会に適合しようとすればするほど、自分の中にある「野生」や「本能」を、ぎゅっと力づくで抑え込んで、まるで殺してしまっているような感覚になることはありませんか?

「本当はもっと怒りたいのに」 「本当は何もかも放り出して逃げ出したいのに」 「本当はこれが好きなのに」

そんな風に、自分の胸の奥底から湧き上がる生々しいエネルギーを「ダメなもの」として心の奥深くに閉じ込めてしまう。

これまで多くの恋愛や人間関係、お仕事、そして人生の将来への不安といった、たくさんのお悩みをお聞きしてきました。

その中で感じるのは、多くの方がこの「自分の中の野生」と「社会のルール」の間で、静かに、でも激しく葛藤しているということです。

私は、あなたの中にあるその「野生」や「本能」は、決して悪いものではないと考えています。

むしろ、あなたがあなたらしく、この世界を力強く生きていくための「命の源」そのものだと思うのです。

ルールに合わせて生きることは、確かに摩擦を減らして波風を立てずに過ごすためには役に立ちます。

けれど、自分の本能をすべて殺してしまったら、心の色がどんどん失われて、まるでモノクロの世界を生きているような、息苦しさを感じるようになってしまいます。

だからこそ、時には心の中で眠らせている“野生のオオカミ”を、そっと起こしてあげてほしいのです。

誰にも見せない心の中の秘密の部屋でなら、どんなに吠えたって、どんなに我が儘になったって自由です。

「本当は嫌だったんだ!」と心の中で大声を上げて叫んでもいいですし、自分の好きなものを誰の目も気にせずに思い切り愛したっていい。

社会のルールを守りながらも、自分の心の内側だけは、誰にも支配されない自由な野生の王国であっていいのです。

心理カウンセラーとして、私はあなたのその「生きたい」という本能のエネルギーを、何よりも大切にしたいと考えています。

少しずつで大丈夫です。

がんばって守ってきた社会の仮面を、一瞬だけ外して、自分の本当の声に耳を傾ける時間を、どうか自分に許してあげてくださいね。

あなたの心が、もっと自由に、もっと軽やかに呼吸できますように。

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