彼にプレゼントを堂々と渡せないあなたへ——その切なさは、愛が本気だからこそ

彼にプレゼントを堂々と渡せないあなたへ——その切なさは、愛が本気だからこそ

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コラム
「はい、これ。いつもありがとう」

本当はそんなふうに、笑顔で手渡したいだけなんですよね。

誕生日や記念日、ちょっとしたお祝いの日。

でも、不倫という関係の中では、その“当たり前”ができない。

人目を気にして、紙袋を小さく折りたたんで。

家族に見つからないように、会社に送ることもできず。

「重くならないかな」「迷惑じゃないかな」そんなことばかり考えてしまう。

女性限定で不倫の悩みをたくさん聞いてきた心理カウンセラーとして、僕はその気持ちを何度も受け取ってきました。

プレゼントを堂々と渡せない苦しさは、モノの問題じゃないんです。

“存在を隠さなければならない自分”が、何よりつらいんですよね。

彼は「好きだよ」と言ってくれる。

一緒にいる時間は恋人そのもの。

でも、形として残るものになると、急に現実が立ちはだかる。

渡したいのに渡せない。

祝いたいのに祝えない。

そのたびに、心の奥がきゅっと締めつけられる。

僕が感じるのは、あなたはただ物を渡したいのではなく、「私はあなたの大切な人なんだよ」と確認したいだけなんだということです。

プレゼントは、気持ちの証。

だからこそ、堂々と渡せない現実が、自分の立場を突きつけてくる。

「私はやっぱり表には出られない存在なんだ」

そんな寂しさが、胸に広がるんですよね。

でもね。

あなたの愛は、決して間違いなんかじゃありません。

誰かを想って、喜ばせたいと思えること自体、とても尊いことです。

ただ、その関係の形が、あなたの心を削っていないか。

そこだけは、立ち止まって見てほしい。

プレゼントを渡せないことが悲しいのか。

それとも、“堂々と存在できない自分”が悲しいのか。

もし後者なら、その痛みは放っておいていいものではありません。

我慢を重ねるほど、心は少しずつすり減っていきます。

不倫の恋は、楽しい時間と同じくらい、孤独も抱えやすい。

だからこそ、あなたの本音を、どこかで吐き出してほしいのです。

強がらなくていい。

「本当は堂々と渡したい」

その素直な気持ちを、否定しなくていいんです。

僕は、あなたが自分の心を置き去りにしないでほしいと願っています。

彼を大切にするのと同じくらい、あなた自身も大切にしてほしい。

プレゼントを堂々と渡せない恋が、あなたのすべてにならないように。

あなたの人生は、もっと広くて、もっと自由でいい。

そのことを、どうか忘れないでくださいね。


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