今回は自分に条件を付けなくていいというお話をしようと思います。
世の中には「生きているだけでいい。」という言葉があります。
昔の私はこの言葉を、綺麗ごとや詭弁だと感じていて大嫌いな言葉でした。
お金が稼げないと価値がない。
人より優秀でないと価値がない。
立派な人でないと価値がない。等々
こんな言葉に捕らわれていました。
さて、そうなってくると一部の人を除き、この世のほとんど人は無価値という事になります。
これはとてもいびつな考え方ではないでしょうか?
この時の私の考え方に影響を与えた言葉が「生まれたばかりの赤ちゃんには価値がないと思いますか?」というヒプノセラピーでの問いかけでした。
赤ちゃんはいてくれるだけでいいですし、尊い存在です。
まさに「生きているだけでいい。」存在そのものです。
それはまだ何もできない赤ちゃんだから。
という意見もうなずけますが、本質的には大人でも生きているだけでいいと気付きました。
大人になったら社会的責任は伴うので何らかの社会活動はしなければいけません。
ですがその社会活動も当たり前ではなく凄い事だと認めていいのです。
健康で仕事をしているだけで大人も十分です。
では何故それではいけないと思ってしまうかというと、「自分に条件を付けてしまうから」です。
生きているだけでも十分なのにそこに自分で条件を付けてハードルを上げてしまっているのです。
この条件は必要でしょうか?
私はこの条件は必要ないと府に落とせました。
府に落とせた時から「生きているだけいい。」が一周回って本質なのだと理解しました。
私は条件を付けないことでかなり生きやすくなりました。
皆さんもぜひ、条件を付けていないかを振り返っていただき楽に生きてもらいたいと願います。
この投稿が何かの気づきになったなら幸いです。