相手を理解する、そのために相手の立場に立つ。
タイトルが釣りのようになってしまいますが、これは間違ってはいないんですよね。
ただ…本質的な理解、共感まで深めるには、考え方を変える必要があります。
相手の立場に立つのではなく「相手とひとつになる」
相手の立場をイメージした瞬間、相手を対岸、向こうに置いて客観視することになります。
それは自分と相手とを別の存在に分ける作業です。
そして相手を理解しようとする作業は理性偏重になり、感じる力が抑えられます。
自分の価値観のフィルタを通じて相手を見ることにもなります。
だから、本来相手が伝えたかったことを自分なりに解釈、見たいようにみる、聞きたいように聞いてしまうわけです。
これでは相手が本来伝えたかったことの純度が損なわれちゃいますよね。
どうしたらよいか?
自分の中に入れず相手の中に入る、そんなイメージです。
そういわれてもイメージしにくいですよね(^_^;)
コミュニケーションをキャッチボールでなく、テニスのボレーのようなイメージで行うんです。
相手の伝えたいことを受け取る前に、ボレーのように弾く、リターンする。
自分の価値観や世界観、ものの見方を通さない。
意識を自分に向けず、ずっと相手に向け続ける。意識の矢印は常に相手。
このような感じです。
私のコーチング、メンタリングの時の姿勢はこれです。
主観や私見といったものを入れません。
このようなコミュニケーションは、相手の自己理解が進み、どんどん深まっていきます。
それをありのままに、ひとつになって感じる、一緒の方向から見ることでこちらも本質的に相手を感じ、知ることができるんです。