現在では、インターネットの接続環境のある方であれば、誰しもレンタルサーバーを借りられます。企業はもちろん、個人でサーバーをレンタルし、ホームページやブログ、ECサイトを立ち上げるという事も可能ですよね。
そこで注意しなければならないのは情報漏洩です。通信経路から情報を見られてしまう可能性があり、アクセスコードが第三者に漏れてしまった場合は、個人だけでなく、利用者の広範囲に渡る危険性もあるでしょう。
情報漏洩のリスクに備える事が大切です。レンタルサーバーのセキュリティに対する重要性を知り、各企業の人気のレンタルサーバーのセキュリティの比較をみていきましょう。
今さら聞けない!レンタルサーバーのセキュリティに対する重要度
レンタルサーバーに必要なセキュリティ対策を説明していきます。これらを知ることでレンタルサーバーのセキュリティの比較がしやすくなりますよ。
①SSL
…データのやりとりを暗号化し、第三者に情報の覗き見や盗まれることを防いでくれます。
②WAF
…通信の中身まで読み取り制御し、ファイアウォールでは弾けなかった攻撃まで防ぐことができます。
➂IDS・IPS
…レンタルサーバーへの通信を監視し、異常があれば管理者へ通知してくれます。IPSは異常な通信があれば、IDSのように管理者へ通知するだけではなく、通信をブロックするところまでやってくれます。
➃Web改ざん検知
…レンタルサーバーにあるコンテンツが改ざんされてないか常時監視するサービスのことです。改ざんなどの異常を検知したら、管理者に通知してくれます。
➄国外IPアクセス制限
…国外IPアクセス制限は、国外のIPアドレスからのアクセスを制限する機能のことです。WordPressの管理画面やシステムへのアクセスを制限することができます。
セキュリティ対策に不明点があればその都度ご質問してください!
人気レンタルサーバー3社のセキュリティの比較!違いはあるのか?
レンタルサーバーのセキュリティ対策は、どの会社も基本的には揃っているのですが、何か問題が起きた時にすぐ対応してくれる方が使用している方にとって安心ですよね。そのため、レンタルサーバーのセキュリティを比較も重要となってきます。
【エックスサーバー】
セキュリティ対策については、ほぼ対応しています。WAFや国外IPアクセス制限も管理画面から簡単で細かく設定できるのもポイントが高いですね。エックスサーバーは他にもメールのセキュリティ対策にも力を入れています。
【mixhost】
AIを使用した次世代型セキュリティツール「imunify360」を導入しているので、過去に検知されたマルウェアだけではなく、まだ知られていない未知のマルウェアにも対応できます。
【カゴヤ・ジャパン】
IPSをいち早く導入したのが「カゴヤ・ジャパン」です。IPSは不正アクセスを検知するだけでなく、ブロックまでしてくれるセキュリティシステムなので、セキュリティに対する意識が非常に高いことがわかります。
セキュリティを理解して管理できないと外部から攻撃されることもある
レンタルサーバーを運営している企業は多くありますが、知名度が高いからといって、トラブルが起こらないとは限りません。有名な企業では徹底してセキュリティ対策を施され、情報管理を行っていますが、その中でも情報漏洩のリスクはあるのです。
全世界で公開されているサイトがWordpressで作成されていて、多くのユーザーが利用しています。プログラム自体が一般に公開されているため、脆弱性を見つけやすく、一般的なWEBサイトよりも外部から狙われやすいと言われています。外部から攻撃されるとブログやサイトが乗っ取られたり、改ざんされたり、データを盗まれたりする被害があります。
重大なトラブルが起こらないためにも、セキュリティを理解してレンタルサーバーの比較をしたうえで管理し、有効なものを導入しましょう。
お客様が安心して利用できるようにサイトを制作させていただきます。
まとめ
レンタルサーバーのセキュリティに対する重要度を知ることで、レンタルサーバーのセキュリティの比較がわかりやすくなりましたよね。今回紹介した「エックスサーバー」「mixhost」「カゴヤ・ジャパン」は、セキュリティ対策がしっかりしているのでおすすめです。
情報社会と言われる現代ですから、レンタルサーバーをしっかりチェックし、情報を守る手段を取り入れてみてはいかがでしょうか。web制作からご質問まで何かありましたらお気軽にご相談ください。