MEOとは？SEOとの違いやMEO対策で注意すべきポイントも解説!!

近年、SEO対策はインターネットでの集客では欠かせない存在となりつつあります。

「SEO対策の次はMEO!?」とげんなりされる方もおられるかもしれませんが、業種によっては実はMEOの方が効果が現れやすい！なんてこともしばしばあります。

せっかくの集客チャンスを逃さないためにも、MEO対策についての知識は重要です。

今回は、MEOとは何か？という基本的な知識から、MEO対策で注意すべきポイントについて解説していきます。

MEO対策って？SEO対策との違いや関係性は？

MEOとはMap Engine Optimizationの略で「マップエンジン最適化」と訳されます。

簡単に言うと、Googleマップでのローカル検索で掲載順位を上位化させることで顧客の目に触れやすくする施策です。

ここでローカル検索とは「渋谷＋居酒屋」といった「地域＋業種」のように地域を含めた検索のことをさします。

SEO対策は、Google検索での掲載順位を上位化させる施策なので、「SEOは検索画面でWebサイトを上位化するもの」「MEOはGoogleマップでの表示を上位化するもの」と考えると良いでしょう。

MEOとSEOの違いはこの3つを知っておけば大丈夫です。

①検索画面での掲載位置

赤枠部分がMEOの掲載位置、青枠部分がSEOの掲載位置となります。

②向いている業種

SEO対策はWebサイトを持つ全業種が行うべきものです。

MEO対策は、Googleマイビジネスの情報をマップ検索結果で上位化させるものであるため、実際に店舗や施設があることを前提としています。

③対策にかかる費用

SEO対策は、対策すべき対象が広範囲であり手間がかかる傾向にあります。また競合するサイトも多いため、ある程度の知識・経験が必要となります。外部委託した場合には月額10万円を超えることもあります。

MEO対策は、まだ競合他社が少なく、Googleマイビジネスに対する対策が主となるので比較的簡単な作業で自身行うことも可能です。委託する場合も月額数万円で済むことが多いです。

当方ではこのような点も網羅しておりますので、不明点がありましたらお気軽にご相談くださいませ。

実店舗こそMEO対策すべき理由とそのメリットについて

一般に、ローカル検索（地域＋業種）を行うユーザーはこれから行く店舗を探しています。そのため、来店見込みの高いユーザーがこのような検索をしていることになります。

MEO対策をすると、SEO対策でサイトを上位化するよりも目立つ位置に表示させることができます。またMEO対策をしている店舗はまだまだ少なく、低コストで上位化させることが可能です。

このように比較的簡単に来店見込みの高いユーザーにアプローチできるため、MEOの方が早く効果を得られる傾向にあり、最短1週間で効果が現れ始めることもあります。

MEO対策のペナルティとは⁉︎知らないうちに違反することも…

重要性を理解すれば、MEO対策を始める人も多いでしょう。しかし、Googleマイビジネスのガイドラインに違反したMEO対策は、Googleからペナルティを課されます。

具体的に違反になりうる対策は下のようなものです。

・ビジネス名（店舗名）

…Googleマップ上で表示させるビジネス名に不要な情報を含めることは禁止されています。（ex.「居酒屋○○ 渋谷店　人気おすすめ」はガイドライン違反）

・口コミの偽装

…自作自演の口コミや虚偽のレビューの投稿が該当します。

実際、違反によっては２つのペナルティが考えられます。

①Googleマイビジネスの停止

…Googleマイビジネスのステータスが「停止中」となると、ビジネス名が検索結果上に表示されなくなります。

②Googleアカウントの停止

…Googleマイビジネスの表示停止だけではなく、Googleアカウントに対してペナルティが課されることもあります。

GoogleマイビジネスはGoogleアカウントに結びついているため、もしGoogleアカウントが回復できなければこれまで利用してきたGoogleマイビジネスも利用できなくなる点に注意しましょう。

まとめ

MEO対策はローカル検索の上位化を狙う施策です。ローカル検索をするような来店見込みも高いユーザーに直接アプローチできるのが魅力1つです。

SEOとMEOは「上位表示を狙う場所」「向いている業種」「費用」などに違いがあり、特に実店舗のあるビジネスではMEO対策を行う方が効果が出やすい傾向にあります。

最近ではMEO対策も集客に欠かせない存在となっています。

Googleマイビジネスは無料で利用でき、高い効果が期待できるためMEO対策に有用なツールです。しかし対策をしたつもりが「店舗表示がそもそも停止する」などマイナスになってしまうこともあるので、ガイドライン違反に注意しながら上手に運用していきましょう。

制作から運用までなにかありましたらいつでもご相談くださいませ。