内定が決まる人は、ここまでやる! 「知ってる」と「出来る」の違いとは

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はじめに

「そんなの知ってるよ」
「聞いたことあります!」
──でも本当に“できて”いますか?

就職支援の現場で、こんな場面に何度も出会ってきました。

面接のマナーや所作について説明すると、
「それなら知ってる」「聞いたことある」という反応を
される方がとても多い。

でも実際にロールプレイしてみると、
なかなかうまくできないのが実情。

知識として“知っていること”と、
実際に“できること”の間には、
大きな“溝”があります。

今回は、そんな「知る・わかる・できる」の3段階について、
40代・50代の方や子育てがひと段落して再就職を目指すママさんへ、
「面接」をテーマに、内定が決まる人はここまでやっているという
お話しをします。

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第1章:知る・わかる・できる、3つの段階

語学でもスポーツでも、資格の勉強でも、
何かを習得するには段階があります。

 それが、【知る】【わかる】【できる】の3つのステップ。
【知る】:情報として知っているレベル
【わかる】:原理を理解し、人に説明できるレベル
【できる】:実際に行動として再現できるレベル

最初の知るとは、そのようなものが存在していることを知ること。

私個人の体験談ですが、私はキャリアコンサルタントとして活動して、
22年めになります。

しかし、22年前は「キャリアコンサルタント」という資格があることを
知りませんでした。

当然ですが、知らないものは習得しようと考えることはありません。
存在を知って、初めて関心を持つことができる。

だから、キャリアコンサルタントの資格を知ったとき、
「へえ~、こんな資格や仕事があるんだ」とビックリしました。

次は、わかるレベルになります。
キャリアコンサルタントとは、どのような分野や領域で、
どのような活動をするのか。
また、その資格を取得するためには、どうしたらいいのか?
そこに至るプロセスやステップを学ぶ段階が「わかる」になります。

キャリアコンサルタント養成講座を受講し、学科試験および実技試験をパスして資格を取得する。
そのような情報を得る段階が、「わかる」レベルです。

そして、養成講座を通して、キャリアコンサルティングのスキルや
進め方を習得し試験に合格する。
それが、「できる」レベルです。

このステップは、キャリアコンサルタントだけではなく、
仕事や子育て、家事など、あらゆる場面でも使える
“行動変容”の基本ステップになります。

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第2章:これを採用面接に落とし込むと

これを採用面接に当てはめて、考えてみましょう。

たとえば「面接では挨拶が大事」というのは、
多くの人が【知っている】こと。

では、それがなぜ大事なのか説明できますか?
 ──これが【わかる】レベルです。

面接で挨拶が非常に大切になるのは、
「第一印象(挨拶)で自分の印象が決まる」からです。

繰り返しになりますが、
「面接では挨拶が大事」だと「知っている」。

次に、その理由を理解して「わかる」レベルになる。

では【できる】とは、どういう状態のことをいうのか?
それは実際に、行動できる段階を指します。
・ノックの回数やタイミング
・ドアの開け方・閉め方
・おじぎの角度とスピード
・言うべき言葉
・アイコンタクト
これらを、自然にできること。
それが【できる】レベルになります。

学生の就職ガイダンス等で、
「採用面接では挨拶が非常に大事だということは知っていますか?」と
たずねると、ほぼ全員が手をあげます。

次に、「では実際にできる人はいますか」と質問すると、
手をあげる人は、ほぼいません。

まれに手をあげる学生もいますが、
実行してもらうと、できていないのが現実。

つまり、本人は「できる」「できている」と
勘違いしているわけです。

だから、いつでも、どこでも確実にできるレベルまで、
練習して習得することが大切になります。

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第3章:「知ってるのにできない」はなぜ起こる?

学生にだけではなく、ハローワークのセミナーで同様の質問をすると、
多くの方が「挨拶くらいできるよ」という反応をされます。

でもロールプレイをすると、事前に私がデモンストレーションしても、
驚くほど多くの人ができません。

・ノックをしない
・アイコンタクトがない
・お辞儀のタイミングが合っていない
・勧められる前にイスに座ってしまう

これは【知る】【わかる】にとどまっていて、
【できる】レベルまで身についていないからです。

知識として知っているけど、行動化ができていない。

これでは残念ながら、不採用になってしまっても不思議ではありません。

「緊張していたから・・・」と、言い訳する方もいます。
しかし、緊張していても、いなくても、
実際にできなければ意味がありません。

そして、模擬面接のような練習段階でできないことは、
絶対本番ではできません。

よく「身体で覚える」という表現があります。
意識しなくても自然にできることを指しますが、
そこまで練習して、初めて「できる」「できた」といえます。

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第4章:「できる」ようになるために必要なこと

では、どうすれば【できる】ようになるのか。
 答えは簡単。「練習」です。

ペーパーテストなら知識があれば合格できますが、
面接は“実技試験”です。

そして、体に染みついていないと、本番では動けません。

現在はスマホで動画が録画できるようになりました。
一度、自分の所作を録画して見てみましょう。
そして、修正するところは、何回も練習を繰り返す。

このように「できるようになるまでやる」ことが、
本当の意味での準備です。

内定を取れる人は、このできるレベルまで準備しています。

以前、1年間、ある短期大学の学生支援に携わったことがあります。
同じ大学、同じ学部なのに、
・7社応募して5社から内定を得た学生
・14社応募して内定「0」の学生
という差が生じました。
これが、練習という準備の差です。

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さいごに

【知る】【わかる】で止まらず、
【できる】ことを目指してください。

特に、社会経験が長い40代・50代は、
「挨拶くらいできる」と思いがち。

しかし、本当にできるレベルに達していれば、
すでに内定を獲得しているはず。

そして“できない”のではなく、ただ“練習していない”だけです。

練習すれば、今からでも、誰でも、必ず身につきます。

面接で評価されるのは「知ってる」ではなく、
「できる」人です。

あなたもぜひ、今日から“小さな実践”を始めてみてくださいね。
応援しています!

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