1. なんのために会社へ行くのか
あなたが仕事をしているなら、なぜ会社へ行くのか、なぜ働くのか考えたことはありますか?
私はハローワーク主催の就職支援セミナーの講師を努めています。
時々受講者へ「あなたはなぜ働くのですか」という質問をすることがあります。
多くの受講者が「お金のため」「生活費を稼ぐため」「家族を養うため」と、経済面をあげています。
このように、多くの人が会社へ行く理由は、お金を稼ぐためでしょう。
もちろん、お金は働く動機の上位になります。
しかし、一度お金だけでなく、仕事に隠れた本当の意味を考えてみませんか。
2. お金だけで大丈夫?
ハローワークのセミナーの話に戻ります。
先程の質問に続けて「今失業していることをどのように思うか」と問いかけます。
すると、やはり多くの人が「収入が無くなって困っている」「早く就職しないとお金が無くなる」と言います。
会社へ行くこと=働くこと=お金を得ること。
このように考えているわけですから、失業するとお金を得ることが出来なくなり、生活が困るわけです。
そのため、私は働く理由として、お金以外の視点を持って欲しいと考えています。
一度会社を「お金を稼ぐ場所」という視点から離れ、「スキルを身につける場所」と捉えてみませんか。
このスキルを身につける場所という考え方があれば、仮に失業しても、次のスキルを活かせる職場を見つければ良いことになります。
そして、これから益々この考え方が大切になってきます。
なぜなら、これから一層成果主義や能力主義の時代になるからです。
つまり【実力】がものをいう時代になるからです。
3. これから大きく変わる社会
あなたもご存知のように、少子高齢化の進行により、市場は年々縮小していきます。
そのため、異業種への参入や新規事業の展開など、各企業に変革が求められています。
各企業は生き残りをかけて、大競争の時代に突入するわけです。
そして競争が激化するなかで、会社が変わり、当然そこで働く労働者も変わらざるを得ない。
これまで当たり前だったことが、通用しなくなる可能性があります。
4. 最後に求められるのは実力
市場の縮小と競争の激化に伴い、求められるのは個々の社員の実力です。
新たな商品を開発する力や、それを販売する力など、社外だけでなく社内での競争も厳しさを増すわけですから、実力だけが評価されるようになります。
これまでのような、コネという人間関係、出身校による派閥、飲み友達というようなものは役に立たなくなるでしょう。
つまり、今まで実力以外で成果や実績を上げてきた人ほど、厳しい時代になります。
言い換えると、実力さえあれば怖いものは無くなるわけです。
実力が伴ってこそ成果や実績が高い評価を受ける時代。
これからは、お金を稼ぐだけではなく、スキルの向上を意識してキャリアアップを考えていきましょう。