ケアラーの不安を減らすために知っておきたい、精神疾患の福祉制度3選

ケアラーの不安を減らすために知っておきたい、精神疾患の福祉制度3選

記事
コラム
今日は福祉制度のお話。
これ本当にケアラーこそ知っておいてほしいです。
手続きをするのは本人ですが、
まだ本人は情報収集出来る状態じゃないかもしれないし
ケアラーの不安を解消するには
やっぱり必要だと思います。


1つ目は「自立支援医療」
精神疾患の場合は「精神通院医療」になります。

手続きをすることで、
通常3割負担の窓口での支払いが、
一定額(月)または1割にまで抑えられます。
手帳や年金のように「○ヶ月以上経ってから」
の様な縛りもありません。

注意点は4つ。
➊適用されるクリニック・薬局は1か所ずつ
 ⇒まだ主治医が確定していない段階ではやめておきましょう
➋申請には診断書が必要(主治医に言えば書いてくれます)
➌1年ごとに手続きが必要(診断書は2年に1回)
➍世帯収入により、自己負担額が異なる

色々ありますが💦
長い期間ずっと3割負担し続けるよりずっとお財布に優しいです。
精神疾患は新しいお薬がどんどん出てきますが、
新薬って単価高いですよね。
自立支援を適用することで、そういうお薬も試しやすくなります。

ChatGPT Image 2026年9月12日 08_39_53.png


2つ目にご紹介したいのが「精神保健福祉センター」です。

サービスというより公的な専門機関です。
役割は本当に多岐にわたるのですが、
その中でも精神障害者・その家族が活用出来る機能が
たくさんあります。

➊心の健康相談
―不安、気分、対人関係、自殺など
➋精神科受診について
―どの科にかかればいいか、転院したい、先生への相談の仕方
➌依存症相談
―アルコール、薬物、ギャンブル
➍家族相談・家族教室
―接し方、自分の負担について、病気の理解
➎引きこもり・DV・生活困難の相談
➏社会復帰・生活支援相談

注意点は以下の3つです。
✅センター自体は県に1か所(以上)
✅相談は原則単発対応。継続相談は出来ない(前に相談した件で、で、引き継がれない)
✅個別相談は予約制
✅医療機関ではないので、診断・治療は行わない

県・政令指定都市に1か所なので、
直接出向くことが難しい場合は電話相談も可能です。

保健師・精神保健福祉士・臨床心理士などの
専門家も常駐していますので安心して相談出来ます。
勿論公的機関ですのでお金はかかりません。
ChatGPT Image 2026年9月12日 13_36_36.png



そして「ケアラーさんに知っておいてほしい」制度の3つ目が、
転職活動時の「就職困難者(特定求職者)」です。

通常ハローワークに登録して求職活動するときって、
・月2回の求職活動実績
・勤務期間に応じた失業手当の給付期間(大抵は90~150日)
があるんですが、「就職困難者」として登録すると
・求職活動実績:月1回程度の活動で認定されるケースがある
・失業手当受給期間:最大300日〜360日まで延長されるケースがある
という違いがあります。

就職困難者として認定されるために、障がい者手帳は必須ではありません。
主治医の診断書等で可能です。

失業手当の金額は規定どおりですが
支給対象期間が長くなるため、
じっくり時間をかけて自分に合う職場を探すことが出来ます。

病気から回復した後の職場でスムーズに再開できるか、
ってすごく大きい問題ですからね。
ぜひ活用していただきたいです😊


ChatGPT Image 2026年9月12日 21_02_30.png


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す