ケアラーは家族の「大丈夫」をどう受け取ればいい?

ケアラーは家族の「大丈夫」をどう受け取ればいい?

記事
コラム
私たちケアラーの家族は、
何かしら病気や症状を持ってますよね。
だからいつも私たちは心配する。

✅凹んでないかな
✅大丈夫だろうか
✅無理してないかな

顔色や態度を観察して、
時には直接言葉で聞いたりして確認します。

「大丈夫だよ」と言われるとホッとする。
でもその後を見ていると、結構大丈夫じゃなかったりする。

『大丈夫って言ってるけど違うじゃん』

この矛盾、実は「大丈夫じゃない」と言われるよりも
悩んでしまうんですよね💦

病気の家族が「大丈夫」という時。
その言葉には色んな意味があるのではないでしょうか。

✅本当に「大丈夫」と思った
✅大丈夫だ、と思いたいから言った
✅家族に心配かけたくないから言った

どれであっても嘘じゃないでしょう。
けれどこちらから見たら
「大丈夫じゃなかったんだ…」と感じるような結果になったりする。

例えば「大丈夫」と言ってくれたから一緒に外出した。
けど後半ばててしまって、メンタルの波が出てしまった。

こちらとしてはそこまで含めて
「大丈夫?」と聞いたのだけれど、
本人の「大丈夫」とは食い違ってしまっていた。

どっちが悪いとか、次はどうすればいい、
ってことではないと思うんですよね。

ただ、特にうつ病になってしまうような人
「大丈夫」と言ったり考えたりすることが習慣化してしまっている可能性があります。

ほぼ自動的に「大丈夫」と言っているのかも、という予想をもって、その言葉を聞きたいですね。

「大丈夫」と反射で考えたり答えたりしがちな家族。
でもきっとその本心は

「大丈夫、と答えることで安心したい」
「大丈夫、と言える自分をキープしたい」
「大丈夫、と言えばきっと周囲は納得してくれる」

のような、本心からの「大丈夫」ではないと思います。
これは病気とか「支えられる側」だからとか関係なく。

だとしたら、
ケアラーはどう向き合うことが出来るでしょうか。

「大丈夫」を自分の尺度で測らない、ことです。

「大丈夫」ってすごく抽象的ですよね。
何がどれくらいどんな感じでOKなのか分からない。
分からないけど何となく双方納得する言葉です。
それはきっと「自分なりの大丈夫」で
解釈しているから、ではないでしょうか。

✅自分にとっての「大丈夫」
✅相手にとっての「大丈夫」

使う言葉は一緒でも、使い方も意味も違う。
じゃあ、相手はどんな意味で使ってる?

多分言葉で聞いても答えられません。
だから観察しましょう。
場面、言い方、表情、声のトーン、その後の流れ。
そこにこそ、相手の本心が見えてきます🌿



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