『内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序、という2つの系からなる末梢神経系。交感神経系と副交感神経系の2つの神経系で構成されている』
(wikipedia)
ものです。
心臓が動いたり、血液が循環したり、内臓が食物を消化吸収したり、暑さ寒さに対して体温調整したり、といった、生物が
意識しなくても自動的に(自律的に)動いてくれる機能を支えている神経です。
だから普段はほとんど意識したり気にすることはないでしょう。
逆に自律神経について意識することがあるのは、それが正常に機能しなくなった時です。
寒いのに突然汗が噴き出してきたり、めまいや動悸がしたり。病気かと思って診てもらっても明確な診断名がつかない。あちこちハシゴした結果として「自律神経失調症」と言われる……。
ちなみに「自律神経失調症」とは病名ではありません。
自律神経が崩れてしまっていることで体に不調が出ている、という、症状を表しているものです。
原因としては不安や緊張が長く続いていたり、更年期障害の一つだったりと様々なようです。
自律神経が崩れていると日常生活を送ることも難しくなりますから、まずは動悸やふらつきへの治療が必要になりますが、自律神経が乱れた原因が生活リズムの乱れだとしたら、そこに手を入れなければ再発の可能性は十分あります。
うつ病と似ていますね。
うつ病は病名ですが、うつ病そのものを治療しても、
そうなった原因が残っていれば、再発のリスクは高いです。
ですから症状を改善するだけでなく、その人固有の原因への対処が必要です。その場合、医療だけでの対処は難しいでしょう。
職場との調整や、家族の協力、本人の認知を修正したり、体に出た症状以外への対処が回復へのカギになります。