「転職したいな…」と思ったら

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働いているとどこかで頭に浮かぶ「転職」。
目標、ノルマ、人間関係など、どうにもならない壁が次から次への立ち現れた時、環境を変えたくなるのは自然な心の動きです。

環境を変えることは、とても重要です。

問題は、「どの部分をどう変えるのか」です。
そして「変えることによって変わるのは何か」、です。

【1】選択肢は「転職」だけか?

まずは今一度、問題を整理してみましょう。

転職は一気に環境を変えることが出来る、最終手段です。
とても効果が大きい反面、反動もあります。

◆慣れた環境から離れて、一から新しい環境になじまなければならない
◆通勤経路が変わる⇒生活リズムも変わる可能性がある
    家族に反対されるかも
    今の職場を続けることは本当に無理か

ただし職場環境が原因で抑うつになっている時などは、これに当てはまらないと、私は考えます。
「うつの時に重要な選択(転職、離婚、転居など)をしてはならない」
というのがここ何十年かの暗黙のルールのようになっていますが、
環境が原因でうつになったのだとしたら、「原因」を取り除かない限り改善は難しいと思います。

しかしそれ以外の状態なら、今一度考えてみましょう。
『解決の手段は、本当に転職だけか?』

【2】一番の転職理由は何か?

転職をする時、当然ながら理由がありますよね。

◆待遇が悪い
◆社風が合わない、または合わなくなった
◆自分に合わない部署に異動させられた
◆人間関係の悩み
◆キャリアアップが望めそうもない

など。

この分析をおろそかにして退職届を出してしまうと、
順調に転職先が決まらない時に
「早く転職先を見つけなければ」という焦りが出てしまい、
結果、意に沿わない会社に転職することにもなりかねません。

例えば「自分のスキルが活かせる会社に行きたい」と考えた場合。

◆活かしたいと思っているスキルは何か
◆そのスキルが活かせる業種、職種は何か
◆現在、どれくらいの求人があるか
◆転職するのに十分な経験(年数、プロジェクト、担当業務、成果など)はあるか

を調べてみましょう。

自分のスキルを活かしたいために現職を辞めるのに、
思っていたような応募先が見つからず、
焦って「受かる会社」に応募した結果、現職よりも状態が悪くなる
ということになったら勿体ないですよね。

【3】転職時の応募書類は「人生の棚卸」

様々に分析・考慮した結果、では転職しよう!となりました。
転職用の応募書類(履歴書、職歴書)を書きますよね。

このタイミングで、「人生の棚卸」を行いましょう。
学生時代から就職後のアレコレ、その他私生活も含めて、
あなたの今までのたくさんの積み重ねを、一つずつ振り返りましょう。

「こんなこと転職に関係ないよ」と思うような出来事も含めて。

今までの会社では「関係ない」と思っていたような経験が、
これから転職する先では重要な成功要素になることもあります。

よく転職応募書類は「ラブレター」にたとえられます。
好きな人(転職先)へ自分の魅力を分かってもらうための自己紹介状です。
自分の良いところ、頑張ってきたところをしっかりアピール。
かといって付き合いだしてから(転職してから)悪いところが出てくるのも印象が悪いので、必要最低限の自己開示も行います。

意外な魅力(スキル、経験)が隠れているものです。

転職は人生の一大事です。
そこへ思い至るには、様々な葛藤があったでしょう。

現代は、一概に「長く同じところに勤める」ことが善ではありません。
「自分にとって最良は何か」を見極めましょう。
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