みなさん、こんにちは!
reach9です。
今日は、「インプット仮説」についてお話します。
「そんなの聞いたことないぞ?」という方も多いと思いますが、英語学習の前提として知っておいていただきたいです。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
それでは本題に入ります。
「インプット仮説」とは、「理解可能なインプットを大量に取り込めば、第二言語は自然と習得出来る」という考え方です。
クラッシェンという方が発案した考え方で、第二言語習得研究ではかなり有名な仮説です。
とは言っても、「理解可能なインプットってどういうことやねん?」「大量ってどのくらいなん?」とお思いの方も多いと思いますので、少しずつ見ていきましょう。
まず、「理解可能なインプット」についてです。
第二言語習得研究では、「理解可能なインプット」とは、「現在の能力よりも少し難しめの知識」のことを指します。
例を挙げると、TOEIC500点の方なら600点レベルの単語、600点レベルの方なら730点レベルの単語、ということですね。
難しすぎると脳が理解しきれないだけでなく、英語学習に非常に重要な「有能性」も発揮されません。
自分のレベルよりも少し上の知識をたくさん頭に入れることを心掛けましょう!
有能性については以前の記事にまとめてありますので、興味がある方はぜひご覧ください。
次に、「大量」についてです。
大量とは文字通りです。
視覚、聴覚を使って、時間が許す限り、可能な限り多くのインプットを行いましょう。
例えば、みなさんが普段されている、単語帳などを使用しての語彙学習は代表的なインプットです。
英単語の効果的な学習方法については、過去の記事にまとめてありますので、ぜひこちらもご覧ください。
そして、インプットはそれだけではありません。
スマートフォンを英語表記にする、洋画やニュース番組を英語の副音声で聞く、関心のある分野の英語の記事を読む、これらも全てインプットです。
スマートフォンは毎日触れるものですので、英語に変わったところで操作が出来なくなることはないでしょう。
英語の副音声も、字幕ありにしておけば、十分に理解可能なインプットになり得ます。
とは言っても、一定量の知識は必要ですので、英語学習を開始したばかりの方はやめておきましょう。
関心のある分野であれば、英語の知識が多少不足していても対応は可能なはずです。
他にも、現在はCNNなど、英語の動画サイトがたくさんありますので、これらの記事を読むのを日課にするものおすすめですね。
では、あくまで一例として、私が実際に行っていることをお話します。
まず、スマートフォンは英語表記にしています。
また、私は海外サッカーが趣味ですので、それに関する記事を毎日英語で読んでいます。
趣味に関することですので、特に苦にはなりません。
そして、仕事の行き帰りの時間は、アプリの音声を使用して、TOEFLの英単語学習を行っています。
今見てみたら、この1週間で400分ほど音声を聞いていました。
単純計算すれば、1か月で1600分ほど英単語を聞いていることになります。
そう考えると、自分のことながら、「大量のインプット」を実現出来ていますね。
これが、「理解可能なインプットを大量に取り込めば、第二言語は自然と習得出来る」という「インプット仮説」です。
本当はもっと話したいこともありますが、記事が長くなってきているので、ここまでにしておきます。
インプットの重要性については、過去にも記事にしていますので、そちらも合わせてご覧ください。
とにかく、今日みなさんに知っておいていただきたいことは1つです。
「英語学習において、インプットより重要なものはない」ということです。
ぜひこれを頭に入れて、今後の学習に励んでほしいと思います。
本日は以上です。
ぜひ有意義なゴールデンウィークにしてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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