みなさん、こんにちは!
reach9です。
今日は、前回の記事でお話した、「リスニングで流れた音声が記憶から抜け落ちてしまう理由」についてお伝えします。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
(↓前回の記事の内容についてはこちら!)
それでは内容に移ります。
TOEICなどのリスニングで、「あれ、さっき何て言ってたか忘れた…」という現象が起きてしまうのか。
それは、「人間の瞬間記憶の容量がパンクしてしまうから」です。
「瞬間記憶ってなんぞ?」という方もいらっしゃると思います。
人間には3つの記憶が存在します。
瞬間記憶、短期記憶、長期記憶の3つです。
まず今日は、この3つについて簡単に見ていきましょう。
1.瞬間記憶
これは文字通り、「その瞬間にだけ必要な記憶」です。
リスニングの音声は、その問題を解いているときにだけ必要で、その後は不要ですからね。
リスニングだけでなく、日常会話なんかも当てはまります。
2.短期記憶
これも文字通りですが、「瞬間記憶よりも少し長い期間留めておける記憶」です。
テストの一夜漬けがわかりやすい例ですね。
ただ、一夜漬けを想像してもらえればわかる通り、長期間留めておくことは出来ません。
3.長期記憶
やはりこれも文字通りですが、「一度見に付くと忘れない記憶」のことを指します。
自転車の乗り方や泳ぎ方が代表例です。
英語に関する知識をこの長期記憶にするのが、みなさんが英語を学習する上での目標になります。
言葉通りなので、イメージしやすいと思います。
「短期記憶から長期記憶に移動させる方法」や、「短期記憶から長期記憶に移動する際に起きる成績の変動」などについてもいつかお話したいですが、今回の本題とは逸れるのでまた別の機会にします(こんなことばっかり言ってますね)。
もし知りたい方がいらっしゃれば、早めに記事にしますのでご連絡くださいね!
それでは本題に戻ります。
人間の短期記憶には容量が存在します。
その容量は思った以上にずっと少なく、ちょっとしたことですぐにパンクしてしまいます。
例えば、「この単語の意味って何だったっけ…」「今なんて発音した?」などと一瞬考えるだけでも、短期記憶の容量を使います。
そしてパンクしてしまうと、短期記憶に留めておくことが出来ない、つまり音声が記憶から抜け落ちてしまうという現象が発生するというわけです。
では、この現象を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?
もう答えは言ってしまっているようなものです。
つまり、「単語の意味や発音、音声変化を習得し、短期記憶の容量を使わないようにする」のです。
やはりここでも、日々のインプットが物を言うということなんですねー。
「結局そういうことなんかい!」と思われた方!
英単語の学習方法や、発音の習得方法について前回の記事にたくさんまとめてありますので、ぜひそちらを1つ1つ参照してみてください。
疑問点があれば、お気軽にご連絡くださいね!
1人でも多くの方の、英語学習の支えになれると嬉しいです。
(↓前回の記事はこちら!)
では最後に、次回の記事について話して終わりにします。
次回は、スピーキングについての記事を書こうと思います。
スピーキングは、練習してすぐに出来るようにはなりません。
スピーキングが出来るようになるためには、実はまずリスニングが出来るようになる必要があるんです。
なぜか?
次回の土曜日の記事にて解説します!
以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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