テクノロジー「こっくりさん学」

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【こっくりさんの現象】





今回こっくりさんの謎が
科学的に検証されて証明され
人がこっくりさんをしてる時
どんな現象が起こるか解りました。

1つ目が「観念運動効果」で
被験者に「高齢者ってどんな人?」
この質問を文章に書いてもらった後
動作が高齢者っぽくなってました。

この時起こった現象は
高齢者の事を考え続けた脳が
自分が高齢者と思い込む勘違いをし
身体を高齢者っぽくしたのです。

2つ目が「視線追従動作」で
被験者に知ってる事を質問して
その答えをこっくりさんに聞くと
10円玉が正解の文字に動きました。

そこで被験者に視線追跡装置を付け
知ってる答えの質問をすると
視線が10円玉の動きより先に
答えの文字を見てたのです。

答えに視線が向いた状態だと
10円玉に置かれたみんなの指が
自然に答えに向かって行き
視線追従動作の本能で動きました。

実際被験者達に
全く答えを知らない質問をすると
答えの正解率が0%になってしまい
視線追従動作が現れませんでした。


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【思い込み】





3つ目が「こっくりさん依存度」で
自力で何かを達成してると思えず
自信がない人ほどこっくりさんが
霊的現象と信じてしまいます。

これを主体性と言い
たとえばスマホに文字を入力すると
その文字入力が自分がした事で
自分の責任と認識できる人です。

なのでこっくりさんをする時
主体性のある人の方が少しだけ
10円が動くのは自分の意志と信じ
指に力が入り動きを先導します。

それに対し主体性のない人は
完全に力を抜いてしまってるから
主体性がある人の動きに任せ
意思と無関係で動く気がします。

4つ目が「恐怖の感染」で
誰か1人が霊的現象を怖がると
周りに恐怖が感染してしまい
全員霊的現象を信じてしまいます。

本来この現象は
天敵から身を守る為の本能で
仲間の顔つきや動きや肌感覚で
危険をみんなに知らせる物です。

しかしこっくりさんの最中は
指を離しちゃいけないルールがあり
逃げる事が許されない状況に置かれ
大きな恐怖となって感染します。


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【同期】





最近の研究で同種族の脳は
様々な活動をしてる時
何故か周りと同期する事が解り
この研究が進められてます。

例えば運命の人と会えたとき
何故か2人の心臓の心拍数が同期し
同じリズムで鼓動し始め
脳波も同期してしまいます。

自分の部屋に1人しかいないのに
オンラインゲームをしてる時
仲間と協力プレーを行うと
考えてる事が同期し始めます。

複数マウスの頭に電球をつけ
同じリズムで点滅させてると
仲が悪いマウス同士でも
仲良くなってしまいました。

この実験は
全く知らない初対面の相手とでも
実験が行われ同じ結果が出て
まだまだ謎だらけの現象です。

この様に動物の脳は
複数で同じ行動すると脳波が同期し
この現象がこっくりさんでも
現れてた事が解りました。

こんな現象が起きるこっくりさんは
科学的に証明されてない時代
みんな霊的現象としか思わず
「狐狗狸さん」と言われてました。



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【元祖】





「狐狗狸さん」の元祖は
1890年にアメリカで開発された
ボードゲームが元祖で
「ウィジャボード」と言います。

このボードには
上にアルファベットが書かいてあり
真ん中に「Yes」「No」と書かれ
下に「Good Bye」と書かれてます。

そして10円玉の代わりに
木製のドーナツ状の物が用意され
2人で指を乗せておまじないをし
精霊を呼び出し占をする物でした。

これが明治時代に日本に来た
占い好きの外国人が持ち込み
港の中でブームになって
それが日本に知れ渡ったのです。

当時日本で行われてたやり方は
大きな炊き出し用の炊飯器を
ひっくり返してそこの底面に
日本語で文字を書い行ってました。

10円玉の代わりは
竹を輪切りにしたものを使ってて
幼い子供たちの間だけで流行った
おままごとのような遊びです。

このおままごとをしてる時
いびつな木製の飯器が動いて
コックリコックリと音がなるので
こっくりさんと呼ばれたのです。

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