テクノロジー「糞修復事件簿」

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IT・テクノロジー
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【糞1】





メッセージを添えて
動物の糞を誰かに送ってくれる
とんでもないサイトの
「シットエクスプレス」があります。

このサイトが不正アクセスをされ
個人情報が大量に流出してしまい
大パニックになってます。

不正アクセスをするのも糞ですが
このサイトも糞サイトで
どっちもどっちな感じがします。

しかしこのサイトの個人情報が
世の中に流出したという事は
糞を送り付ける依頼をした人の
身元がバレてしまう大恥案件です。

この「シットエクスプレス」は
様々な動物の新鮮な糞を手に入れ
鮮度を保ったままパッケージし
きちんと包装して送ってくれます。

このサービスは
周りにいる嫌な人に対し
嫌がらせをする目的のサイトで
何度でも送り付けられます。

しかも利用可能地域には
日本もちゃんと含まれていて
送料が全世界無料になってます。


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【糞2】





利用料金は
小が「1900円」
大が「2200円」
特大が「16万円」となってます。

2022年8月9日
「ポンポンプリ」というハッカーが
ツイッターでシットエクスプレスを
不正利用したと投稿しました。

そしてポンポンプリは
セキュリティ研究者の
「ヴィニー・トロイア」氏に
糞を送り付けたそうです。

以前「ヴィニー・トロイア」氏は
ポンポンプリが管理してる
ハッカー掲示板「Breached.co」の
悪口を雑誌に載せました。

この事に怒ったポンポンプリは
「ヴィニー・トロイア」氏に
嫌がらせしてやろうとして
糞を送り付けました。

この時シットエクスプレスに
ハッキングして入り込んだ為
ついでに個人情報を盗み
売りさばこうとしてます。

でも管理者が盗まれた人数を
たった2万9000件と言い
これでたったならどれだけの人が
糞送りを利用してるのでしょうか。

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【修復1】





2012年スペインのおばあちゃん
「セシリア・ヒメネス」氏81歳が
街の教会にあるフレスコ画の
「この人を見よ」を修復しました。

しかし全然違う絵に修復してしまい
全世界で大ニュースになって
「最悪の芸術品修復」と言われ
凄く有名な事件になりました。

元々この絵は
スペイン・サラゴザ出身の
「マルティネス」による
フレスコ画という芸術作品。


「この人を見よ」の絵は
イエスキリストが
いばらの冠を被った姿を
絵描いたものです。

でもこの絵自体模写で本物は
イタリアの画家の
「グイド・レーニ」が描いた
イエス・キリストの肖像画です。


教会の柱のじかに描かれたこの絵は
安物の画材を使ったせいで
経年劣化が激しくなり
修復してくれる人を募集しました。

そこで名乗りを上げたのが
ヒメネスさんという
当時81歳のおばあちゃんで
自身の知識で修復できる言います。
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【修復2】





そして修復作業が始まり
途中まで作業し終えたとき
このおばあちゃんが休暇を取って
旅行に出かけてしまいました。

この旅行中にマスコミが
この修復途中の絵を発見して
勝手にこれが完成品だと報道し
最悪の修復画と有名になりました。

その為ヒメネスおばあちゃんが
旅行から帰ってきた時には
全世界の有名人になってて
凄くバッシングを受けたそうです。

でもこの絵を見たさに
観光客が3倍にも膨れ上がって
人口たった5000人の町の経済が
一気に潤い始めました。

そこで教会が入場料410円を取り
年間550万円の利益が出て
観光客専用のガイドを
2人も雇う事が出来たそうです。

そして現在91歳のヒメネス氏は
修復版著作権を49%保有し
グッズや入場料や著作料で
かなり印税が入ってる模様。

しかし元の持ち主は
修復し直すか賠償金払えと
教会に苦情を言ってます。

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