2月〜3月に入って、家賃の値上げに関する相談がかなり増えてきました。
特に多いのが
「更新のタイミングで家賃を上げます」という通知です。
最近は物価や不動産価格も上がっているため、
5年〜10年くらい同じ物件に住んでいる場合、
1,000円〜2,000円程度の値上げであれば、相場的に仕方ないケースも増えてきています。
私自身、不動産会社で働いていた経験があるため、
「そのくらいは上げさせてほしい…」と思う気持ちも正直分かります。
ただ一方で、
入居者の事情を考えず、かなり強引な値上げをしてくる不動産会社があるのも事実です。
そういった対応は、業界全体の評判も下げてしまいます。
だからこそ、
明らかに無理のある値上げや強引な対応をされた場合は、
入居者側もしっかりと対応することが大切です。
今回は、最近実際にあった相談事例をいくつか紹介します。
相談事例①
かなり大きな値上げを要求されているケース
まずは、かなり大きな金額の値上げを求められたケースです。
この相談では
・値上げの妥当性
・周辺賃料との比較
を確認するようにアドバイスしました。
実際に周辺の賃料を調べると、その物件だけが大きく値上げされている状況でした。
そのため管理会社に
「周辺賃料と比較して、この金額の根拠は何か」
と確認するやり取りを続けたところ、
最終的に管理会社側がそれ以上の連絡をしてこなくなり、
結果的に値上げは実施されませんでした。
相談事例②
更新書類を1週間以内に返送するよう言われたケース
次に多いのが、更新書類に値上げが書かれていて
「1週間以内に返送してください」と言われるケースです。
こういう場合、多くの人が
「更新したいから、とりあえずサインして返そう」
と思ってしまいます。
ただ、この相談では契約書を確認すると
普通借家契約でした。
そのため
・値上げの妥当性を示す資料を確認
・交渉の余地を残す
という形で対応しました。
さらにこの方は半年以内に引越し予定だったため
「すぐの値上げは難しいが、半年後に3,000円であれば検討できる」
という形で交渉しました。
結果としてこの提案が受け入れられ、
実質的には値上げを避けることができました。
相談事例③
「定期借家だから来月から値上げ」と言われたケース
最近増えているのがこの相談です。
「定期借家契約だから再契約時に家賃を上げます」
という通知です。
ただ、定期借家契約の場合は
・契約終了通知(満了1年前〜6か月前)
・契約時の説明書面
といった手続きが必要になります。
実際には
・終了通知が出ていない
・説明書面がない
というケースも少なくありません。
今回の相談でも終了通知が出ていなかったため、
「終了通知がない状態でいきなり値上げはできないのでは?」
と確認したところ、その後管理会社から連絡はなく、
現在もそのまま住み続けています。
家賃値上げの通知が来たら
家賃の値上げ通知が来ると
・もう従うしかないのでは?
・拒否したら退去になるのでは?
と不安になる方も多いと思います。
ただ実際には
・契約内容
・値上げの根拠
・交渉の進め方
によって結果が変わることも多いです。
特に
・返信の仕方
・確認する資料
・交渉の進め方
などは少し専門知識が必要になります。
家賃値上げで困っている方へ
ココナラでは、
・家賃値上げの通知が来た
・更新書類にサインしていいか分からない
・管理会社への返信内容を相談したい
といった内容の相談にも対応しています。
実際の契約内容や状況を確認しながら、
どのように対応するのが良いかアドバイスすることも可能です。
もし家賃値上げの通知が来て困っている場合は、
お気軽にご相談ください。