事務所仲介か店舗仲介どっちが儲かるの?

事務所仲介か店舗仲介どっちが儲かるの?

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コラム
「不動産仲介を始めるなら、事務所か店舗か、どっちが稼げるの?」
「不動産仲介を始めるなら、事務所か店舗か、どっちに注力すればいいの?」これは、不動産の開業を検討している方から本当によく聞かれる質問です。

結論から言うと、
店舗仲介はハイリスク・ハイリターン、事務所仲介は安定型です。
それぞれの特性を理解し、自分がどっちをやりたいか、
どっちの方が自分に合っていそうかを選ぶことが重要です。

店舗仲介の特徴:大きな1件か、ゼロか

店舗仲介は1件成約すれば数百万単位の仲介手数料になるケースもあり、
爆発力があります。
大手の顧客とも比較的容易に繋がることもでき、
案件獲得は事務所よりは簡単だと思います。

店舗仲介ならではのメリット
成約時の単価が大きい:
 賃料の坪単価が事務所よりも高いため、手数料収入も大きくなる

多店舗展開に繋がる:
 飲食チェーンや美容室、ジムなどは一度契約すると次の出店も
 依頼されやすい

オーナーとの関係性が強くなる:
 立地や条件で決まりにくい物件も多いため、
 仲介を通じてオーナーとの信頼関係が深まりやすい

ただし、その反面、難しさやリスクも大きいのが実情です。
不景気に弱い:
 コロナ禍のような不景気では飲食店や物販店が撤退し、需要が一気に減少

案件獲得の厳しさ:
 特に飲食店仲介は「退店情報」を押さえないと競合に勝ちにくい

案件化の誤解:
 「飲食店や美容室の会社と繋がった!」と喜んでも、その企業には物件開発 担当者が複数おり、数十社の仲介から情報を集めているケースがほとんど。
案件化するのは簡単だが、成約までの競争は非常に激しい

成約までが難しい:
 店舗は「物件を探している」と言う会社が多い一方で、
 出店条件や立地がシビアで、実際に成約に至るまでには長い時間と
 労力がかかる。また事務所よりも専門性が求められるので経験者でないと
 失敗した時のリスクが大きい

つまり店舗仲介は、
「案件獲得までは簡単そうに見えるが、実際に決まるのは難しい」 
という現実があります。

実際にあった相談の中でも店舗の顧客はいるが、物件の探し方が分からないと
いう悩みがありました。
そこで先にどんな顧客なのかと聞くと、皆さんも知っているような大手の飲食店やトレーニングジムの会社ばかり。
ただその顧客で成約することは非常に難しい。
大手ほど物件開発の数名が日々色んな物件を仲介から紹介を受けているため、
不動産流通サイトの物件では成約する可能性は低い。

このように店舗は案件獲得は簡単ですが、成約するとなると物件を
開拓してくるのに時間が掛かります。

事務所仲介の特徴:安定的で回転が早い

一方、事務所仲介は単価では店舗に劣るかもしれませんが、安定感が抜群です。

不景気でも需要がある:
 景気が悪化しても「縮小移転」需要が発生するため、案件が途切れにくい

安定した需要:
 IT企業、士業、スタートアップなど幅広い業種が対象になり、
 成長企業だと1年ですぐに移転される

案件回転率が高い:
 成約までのスピードが早く、月々の売上を積み重ねやすい

事務所の案件は1件1件は売上が小さいかもしれませんが、
コツコツ積み重ねれば年間を通して安定的な売上につながります。

またコツコツ積み重ねていれば、成長されるタイミングで
リピートになり、段々と大きな案件になっていきます。

結論どちらが「儲かる」のか?

店舗仲介:
 一件の金額は大きく、成功すれば多店舗展開やオーナーとの太い関係に繋が 
 る。ただし不景気に弱く、競争が激しく、成約までのハードルは高い。

事務所仲介:
 単価は安めでも、案件の回転が早く、不景気でも縮小移転で案件が発生す
 る。安定した収益基盤を作りやすい。

特に開業初期は固定費を安定的にカバーする必要があるため、
まずは事務所仲介で収益基盤を作るのが現実的です。

その上で経験と資金力がついた段階で、
店舗仲介に挑戦すればリスクをコントロールしながら大きな利益も狙えます。

事務所案件獲得のために横のつながりを増やしていけば
自然と店舗案件も紹介が来るようになります。


まとめ

店舗仲介は「大きな利益+多店舗展開+オーナーとの関係強化」という
魅力があるが、不景気や競争に弱い

事務所仲介は「安定的で回転が早く、不景気でも案件が生まれる」ため
開業初期に向いている

開業初期は事務所仲介で基盤を作り、
余力が出てきたら店舗仲介へ拡張するのが堅実

「儲かる」という観点だけでなく、どんな状況でも案件を積み重ねられる
体制を作ることが、不動産仲介で長く生き残るための鍵です。




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