お疲れ様です。
前回は
・自己表現のタイプを知る
・対人関係で悪循環に陥った際、自己表現に問題があったら
その振り返りをしてみる
といった内容でした。
「こう言って失敗した」
「こんな風に言えば良かった」
という場面を思い出してもらい書き起こすところは
少しめんどくさいので・・
すっ飛ばして
アサーティブな表現のコツをつかめる合図
「みかんていいな」を説明します。
まずは例題です。
前回までA子さんと母親とのやり取りを取り上げてきたので
引き続き利用しますね。
A子さんは(母に自分の気持ちを分かって欲しいので)
『今週は仕事が大変で凄く疲れたから、
ちょっと休んでからでもいい?』
と話したとします。
①「み」とは
〈見たこと〉⇒状況や事実。
例題を引用すると
≪A子さんは今週仕事が忙しかったこと≫になります。
②「かん」とは
〈感じたこと〉⇒自分の気持ちや気分です。
≪A子さんは仕事が大変で疲れている≫
③「てい」とは
〈具体的な提案〉⇒提案すること。
≪A子さんは“ちょっと休んでから”≫という提案をしました。
④「いな」とは
〈可否の“否”を訓読みした言葉〉⇒相手に尋ねる事で
押し付けない言いまわし。
≪A子さんは母に“休んでからでいい?”と尋ねる言い方をしました。
この4つの要素を入れると
自分の気持ちも相手も大切にした言い方が出来ます。
これにこだわる必要はありませんが、ぜひ参考にしてみてください。
【意識をして話しをする】
とても神経を使うし、頭のなかで文面を考えたりなんて
「とてつもなく、めんどくさーーーい!」と思います。
言葉で伝えるのが面倒なときは、文明の利器!!
家族でもメールはアリですよね~(^▽^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。
認知行動療法は意外と難しくない、と思っていただけるよう
またブログにあげていきますね。
もし、分からない部分について看護師と一緒にやってみたい
と、思われましたら私のサービスをご検討ください。