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いつも、ほんとうの気持ちとつながる ~NVC・非暴力コミュニケーション~

最近学んでいることに、NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)という手法があります。アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化された、自分の内と外に平和をつくるプロセスなのですがはじめは、なんのことやらと思っていました。アサーティブ・コミュニケーションなども(浅いですが)学びましたし、日ごろ散々コミュニケーションを取っているのに、今さら何を学ぶ?? とまで思っていました。それなのに、この付せんの数です!だれもが日常的にするような、平たく言えば「話し方」のことなのに・いかに自分が歪んだ捉え方をしていたか・不必要に自分の気持ちを押し込めて我慢しすぎていたかに気づかされました。いま思えば、すべてが平和的な会話(お互いが満足する、豊かな答えを導き出せるやりとり)ではなかったなと思います。 自分と相手の気持ちを大切に、アイデアを伝えること我慢しすぎないコミュニケーションとは何だろうか、とスイッチの入った私は日本語訳が出版されている2冊を夢中で読了しました。先ほどの「自分をまげて、我慢すれば解決する」というのは皆さん考えがちではないでしょうか。特に、会議で時間の制限があったり、夫婦間など言わなくても通じると思っている間柄や上下関係があったりするなかでは、「相手を尊重したい」という想いがかえって空回りを生むこともあります。本文から引用すると『人から一方的に決めつけられ批判されるような局面では、どうしても自分を擁護(ようご)したり、身を引こうとしたり、反撃したりしがちだ。しかし、NVCに切り替えることで、自分と相手について
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自身の考えを相手に伝える権利があることを思い出そう

アサーションということばは現在では広く受け入れられて社内の新人研修とかでもよく使われています。なんでもNoということと思われているフシもありますが、いちばん大事なのは自分には相手とのコミュニケーションにおいて自身の意志を伝えても良いという権利の意識をもつということです。この辺はアサーションが生まれた経緯を知っていくとよく理解できます。そもそもアサーションは自由の国アメリカで生まれた考えです。少数の民族や移民から構成されるアメリカではマイノリティの人々の考えというのは長い間弾圧されてきました。でも自分の考えを話してもいいというのはその人に保証された「権利」なわけです。だいたい私たちはなんでも相手の要求を「いいよ」って肯定することで自身の気持ちを無視したり、あるいはダメだとはねつけたりしてしまいます(あるいは嘘をついて断ったり)。自分の考えを話していいのはコミュニケーションにおけるあなたの権利であるということを理解していれば誤ったコミュニケーションを取ることがなくなります。断るテクニックなどを身につけるよりはこのような権利意識について学んでいくほうが断る力をつける上で有効です。相談受付中です。テキストの方は現在セール中です。よろしくお願いします。
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アサーティブ

アサーティブ今回の内容はアサーティブについて書いていきます。 あなたは自分の考えていることをちゃんと表現していますか? まずアサーティブとは、自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく表現するコミュニケーションの一つです。 これまで培われてきた風習などの影響もあるのでしょうが、日本人の美徳として「相手に対しての気遣いができること」といったことから、自分が望んでいないことでも相手が望むことがわかれば相手に合わせることが良いとされています。 確かにそういった部分では、相手のことをよく観察し、相手の望むことをしてあげれば、相手との関係性も良くなるはずです。 しかし本当に相手との関係性が良くなっているのでしょうか。 企業のメンタルヘルス問題で挙がってくる原因としては、人間関係が多いのです。 人間関係が良くなっているのであれば、メンタルヘルスの問題で悩む必要はありませんよね。 そこには、表面上では良く見えているだけで実際にはお互い本音も言えない関係があるのです。 そうあくまでも上辺だけの関係です。 上辺だけの関係ですから、ちょっとしたことですぐに関係がコロコロ変化していくのです。 そしてその変化が悪くならないように常に気を遣い、相手の望んでいることに応えようと必死にならないといけないのです。 皆さんが望んでいるのは、こういった表面上での関係を望んでいるのでしょうか? あなたの交友関係などで思い出してほしいのですが、あなたと親しい間柄の人は上辺だけでの関係の人と比べて「これを言わないように注意しよう」といったことを考えていることは少ないはずです。 それだけ自分の要求や意見が言えている
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★無料★認知行動療法⑤-2 「みかんていいな」とは?

お疲れ様です。前回は ・自己表現のタイプを知る ・対人関係で悪循環に陥った際、自己表現に問題があったら その振り返りをしてみる といった内容でした。 「こう言って失敗した」 「こんな風に言えば良かった」 という場面を思い出してもらい書き起こすところは 少しめんどくさいので・・すっ飛ばしてアサーティブな表現のコツをつかめる合図「みかんていいな」を説明します。 まずは例題です。前回までA子さんと母親とのやり取りを取り上げてきたので引き続き利用しますね。A子さんは(母に自分の気持ちを分かって欲しいので) 『今週は仕事が大変で凄く疲れたから、ちょっと休んでからでもいい?』 と話したとします。 ①「み」とは 〈見たこと〉⇒状況や事実。 例題を引用すると≪A子さんは今週仕事が忙しかったこと≫になります。 ②「かん」とは 〈感じたこと〉⇒自分の気持ちや気分です。 ≪A子さんは仕事が大変で疲れている≫ ③「てい」とは 〈具体的な提案〉⇒提案すること。 ≪A子さんは“ちょっと休んでから”≫という提案をしました。 ④「いな」とは 〈可否の“否”を訓読みした言葉〉⇒相手に尋ねる事で押し付けない言いまわし。 ≪A子さんは母に“休んでからでいい?”と尋ねる言い方をしました。 この4つの要素を入れると自分の気持ちも相手も大切にした言い方が出来ます。これにこだわる必要はありませんが、ぜひ参考にしてみてください。 【意識をして話しをする】とても神経を使うし、頭のなかで文面を考えたりなんて「とてつもなく、めんどくさーーーい!」と思います。言葉で伝えるのが面倒なときは、文明の利器!!家族でもメールはアリですよね~
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★無料★認知行動療法⑤-1自己表現のタイプを知ろう!

お疲れ様です。(少し長くなりますがお付き合いください)今回は自己表現のタイプを知り、 ・対人関係の困りごと ・振り返りが出来たらと思います。 まずは、前回までの内容を振り返りますね。 自分の考え方を見直して、悪循環から脱出できないか?について考えました。 今回はその考え方によって ⇒対人関係でどんな困りごとが起こっているか? ⇒悪循環から脱出するための対人関係面での工夫は何があるのか?考えてみたいと思います。 また前回に続いて、A子さんの事例をもとにお話しします。A子さんは母親に文句を言われた時にそれを無視して部屋に引きこもります。 しかも自分からは{疲れていること}を言っていないのに わかってもらいたいという矛盾があります。 例えば、この時に無視するのではなく、 {疲れていること}を母親に伝えたらどうなるでしょう?母親はA子さんが{疲れていること}を初めて知ります。 その後はそっとしておいてくれるかもしれません。 もしかすると優しく言葉をかけてくるかもしれません。 どちらにせよ 「わかってくれない!」とイライラしたり母親とぎくしゃくしたままになることもないと考えます。自己表現とは「自分の*思っていること *感じている事 *気持ちを相手につたえること」という意味で考えてみます。 自己表現には大きく3つのタイプがあると考えられます。 ・非主張的 ・攻撃的 ・アサーティブ の3つです。 A子さんの事例をもとに3つの表現を当てはめてみます。 ・非主張的 ⇒母親に文句を言われた時にそれを無視して部屋に引きこもります (相手になにも伝えず気持ちを察して欲しい行動から非主張的です)・攻撃的
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仕事でのコミュニケーション能力は基礎的能力!

ようこそ♪前回に続いて、仕事をするうえで大切なことの中にコミュニケーション能力があります。・いろんな人の考えや立場・個性を理解する・相手の意見を聴いて、自分の考えを伝える・自分の役割をふまえて、他者と協力し合うこれらが身に付けばリーダーシップやチームワークの質が高まり人との関わりが楽になっていきます。私自身はというと、人を理解し、自分の考えを伝えるって難しいなーって思います。あなたはどうしょうか。そこで今回はアサーティブコミュニケーショントレーニングをご紹介しよと思います。アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現法のことでアサーティブコミュニケーションとは、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その状況にあった適切な方法で伝える技術のことです。企業の人材育成の研修に取り入れるくらいのものですからご存知かも知れませんね。では簡単にご紹介しますね。私たちの自己表現のパターンは大きく分けて3つに分かれます。この3つのタイプを相手や状況によって使い分けているのが通常です。ノンアサーティブ/非主張的(のび太タイプ) 「私はOKではない・あなたはOK」服従的・相手任せ・他人本位・自己否定的・引っ込み思案アグレッシブ/攻撃的(ジャイアンタイプ)  「私はOK・あなたはOKではない」支配的・相手に指示・自分本位・他者否定・尊大・強がりアサーティブ/自他尊重(しずかちゃん・できすぎ君タイプ)  「私もOK・あなたもOK」歩み寄り・自他協力・自他調和・自他尊重・率直・正直人間は、それぞれ考えや感じ方が違っているのは当然であり、相手はこちらの意図とは違う受け取り方をすることもある。そ
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