売れるLPのキャッチコピーの作り方

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
まずは、ご覧いただき感謝です!

私はWEB集客のサポートやWEB制作の事業を行なっている、中居 知紀(なかい ともき)です。

今まで、合計40以上の業種の事業者さまのWEB集客やWEB制作についてのご相談・サポートをお受けしてまいりましたが、2022年11月より「ココナラ」さんへ新規参入させていただくことにしました。

理由は個人事業や副業など、スタートアップやスモールで始めるビジネスのサポートを積極的に行いたいという思いがあったからです。

さて、この記事では「売れるLP」をつくるために欠かせない「キャッチコピー」について解説します。

本記事はこんな方が対象です


主にWEB集客をしたい、個人起業家さんを対象に書いています。
例えば、コーチング・コンサルタント・教室の先生・占い師・スピリチュアル・デザイナーさんなどです。

これ以外の人が関係ないというわけではありませんが、特に起業予定・起業済みという人はこちらの記事はぜひ覚えておいて損はありません!


【そもそもの話】LPは大きく3つ+1つの構成で作る

キャッチコピーの話の前に、失敗しないLPというのは、よく見ると3つの構成に分かれています。
場合によって、もう一つ(+1構成)が加わることもあります。

①キャッチコピー
②ボディコピー
③クロージングコピー
(④まとめ)

の3つ(+1つ)です。

この流れに沿って作られているLPは失敗する確率が低いと言えます。
これは、私が考えたわけでもなんでもなく、100年以上前の新聞広告の時代から研究され尽くした結果です。

時代が変わっても、根本的に人が反応する広告・LPには違いがないので、この流れに沿ってLPを作ることが大切です。

売れるキャッチコピーの作り方

キャッチコピーはLPの一番最初に配置され、アクセスした人が必ず見るパーツになります。
もちろん、キャッチコピーがLPの中で最も重要で、キャッチで滑るとその後にどんなに良いことを書いていても誰も見てもくれません。

【キャッチコピーに書くべき項目】
・ターゲット
・ターゲットの悩み
・解決策
・ベネフィット

の4つをキャッチコピーに配置します。
(順番は違っていても大丈夫です)

ターゲットとターゲットの悩みについて

ターゲットは想像ができると思いますが「悩み」と言われると途端に「?」がつく方がでてきます。

クライアントさんと打ち合わせをしても、『ターゲットの「悩み」は何でしょう?』という話をすると、「悩んでいるわけでは無いと思います・・」と困ってしまう方がいるのですが、「悩み」とは本当に悩んでいることとは限りません。

「悩み」だと、つい深刻な問題を抱えていると感じてしまうので「欲求」と言い換えた方がわかりやすいかもしれません。

例えば、別に今の掃除機でも掃除はできるけど、もっと楽に掃除ができる方法があれば良いな・・と考えている人であれば、「もっと楽に掃除を終わらせたい」という欲求があります。

ちなみに、悩みを見たらターゲットもわかる場合はターゲットは書かなくてもOKです。
「腰痛でお困りのあなたへ、どこの病院でも治せなかったその腰痛・当院なら確実に治せます」
だったら「腰痛でお困りのあなたへ」は不要です。

解決策について

解決策は、ターゲットの悩みを解消できるあなたの商品・サービスのことになります。
ここで注意しなければならないのは、「商品名」を言うかどうかです。
あなたの商品をすでに知っている人がターゲットであれば、商品名を言ってもOKですが、あなたの商品を知らない人がターゲットであれば商品名は言わず、「〇〇な方法」など「解決”策”」として表現しましょう。

例えば、英語教材を販売したいとしても、いきなり「〇〇英語マスターメソッド」などとは言わず、「中学レベルからでも、3ヶ月でToeic800点が取れた方法」と言うことで、読み手の興味を引くことができます。

逆にみんなが欲しくて仕方ない場合はズバリ商品名を伝えるようにしましょう。
例えば2020年の春先であれば「マスクが限定1000個で緊急入荷!」というだけで十分に販売できるでしょう。

ベネフィットについて

ベネフィットは簡単に言うと、その商品やサービスを使うことで起きる未来のことです。
ベネフィットは、商品のメリットや特徴とごちゃごちゃになってしまう事があるので注意が必要です。

例えば、飲むだけで痩せるサプリがあったとします。
このサプリは「東大の研究室が発見して特許も取得した、〇〇という成分が血液中の△△に作用するから、飲むだけで基礎代謝がどんどん上がる。だから運動も何もしなくても飲むだけで痩せていきます」とうたっています。

ここに特徴は何個書かれているでしょうか。
・東大の研究室が発見
・特許取得済み
・〇〇成分が血液中の△△に作用
・飲むだけで基礎代謝が上がる

と大きく4つの特徴が書かれています。
しかし、これらはすべて「メリットや特徴」であり、ベネフィットではありません。
ベネフィットとは、その商品を使った人が得られる未来(ポジティブな未来)なので、例えば「キレイなボディラインになって可愛い水着が着れる」「女の子にモテモテ」「バカにしてきた旦那を見返せる」などになります。

逆に、発展しすぎるパターンも注意が必要です。
先ほどのサプリの場合「可愛い水着を着て、モデルにスカウトされる」「彼女ができて結婚できる」「旦那を見返して浮気をやめさせられる」などは少し先走りすぎになり、一気に嘘くさくなってしまいます。


実際のLPで考えてみましょう

この内容を実際のLPに当てはめてみましょう。
画像は以前に私自身が使っていたLPのキャッチコピー部分です。
(※現在はこのサービスは終了しています)

1.png

文字が小さくて見えない箇所もあると思いますが、ホームページで集客するために必要な項目をまとめた本をプレゼントするLPです。

これを先ほどの4つの要素で見てみると・・

2.png

という風になります。
ベネフィットは「問い合わせが増える」か「売上を上げる」で迷いましたが、基本的にHPができることは「集客」までで、その後のセールスの責任までは持てないので「問い合わせが増える」にしました。

結果的に、申し込み率が15%くらいあったので、成功したと言えるLPです。

いかがでしょうか。
キャッチコピーについてのみ解説しましたが、もちろん「デザイン」も重要な要素になります。
どんなレイアウトにするか、色やフォント、キービジュアル(画像)は?など、反応の良いLPにするには他にも考えた方が良い要素はまだまだあります。

とは言え、まずはキャッチコピーの部分だけでも、理解ができると、反応率は高くなることは間違いありません。

また、ボディコピーやクロージングコピーなどについても書きたいのですが、完全にブログのレベルを超える長さになってしまうので、また別の記事にしたいと思います。


少しでも参考にしていただけましたら幸いです。


徹底的な打ち合わせと文章作成代行もセット!LP制作のお手伝いいたします!!


理解はできたけど、これを自分で考えるのは難しそう・・
と不安に感じたら、私がLP作りのサポートをしますので、一度ご相談だけでもお待ちしています。
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自己紹介
・中居 知紀(なかい ともき・本名)
・秋田県を拠点にWEB集客のサポート事業を行う
・自分がHSPであることから、繊細さん向けのビジネスサポート事業を開始
・Google公認資格「デジタルワークショップ」修了
・LINE公認資格「LINE Green Badge」取得
・これまで100件以上の、WEB制作・WEB集客の相談対応実績あり
・2022年から、もっと広く繊細さん向けのビジネスサポートを行うためココナラへ本格参入
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