【赤信号、みんなで渡れば怖くない】

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学び
 子供の頃、一度だけ弱い者いじめをした。
 元々は、そんなことをする子供ではなく、
 いけないことだとも常々思っていたのに、
 この時ばかりは、周囲の尻馬に乗る形で
 一人に対する集団でのいじめに加担した。
 このことは、今でも深い傷となっている。
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 一人なら賢明に行動できるのに、集団の
 中だとリスクの高い(上記のケースだと、
 いじめがバレたら強く叱られるかも、等)
 意思決定に加担してしまう。こういった
 集団心理が「リスキーシフト」で、人が
 個人から集団になった途端、極端な方向
 へと向かいやすくなる心理傾向らしいが、
 それなら、基本的に一人でいる私は先ず
 安心だと言っていいだろうと思っている。
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 私が子供の頃、もう四十年も前になるが、
 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と
 いうフレーズが漫才ブームの中で流行を
 したことがある。「みんなもやっている
 から大丈夫」という心理の典型的な例で、
 私にも覚えがあるが、当時の子供はよく、
 この理屈を用いてみんなで無茶をやった。
 悪いことをして、先生に「何故やった?」
 と聞かれれば「○○君がやったからです」
 などと言い訳をする生徒すらいたものだ。
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 そんな子供が大人になり、今度はSNS
 で寄ってたかって匿名で誹謗中傷したり、
 一人では何もできないのに、集団の力を
 頼みにして職場で陰湿ないじめをしたり
 する。このように、集団の力とは、良い
 方向に向かえば、この上もなく心強いが、
 「リスキーシフト」として極端な方向へ
 向かえば、心の健康すら破壊しかねない。
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 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と
 いうフレーズ、四十年前は斬新さを以て
 一般的には(私のように眉を顰める者も
 いた)笑いの対象となったが、現在では、
 上記のように集団心理「リスキーシフト」
 の一つとして警戒が必要な言葉と言える。
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 駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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