術をスタートする際に、成功と成就を祈って献酒をするのですが、そのときに捧げるお酒が〈香の森〉というクロモジを主原料にした蒸留酒(Spirits)です。
クロモジと聞いてピンときた方はさすがです!笑
私のブログの護符に関しての記事に登場するのが、クロモジなんですね。
クロモジは別名フクギ(福木)という名で呼ばれている落葉低木です。
護符を発行し、無事に術が終えたときの最後の〆で登場するのが、このクロモジなんですね( ᵕᴗᵕ )
自宅の庭で育てているクロモジの根本にお焚き上げを行った護符の灰を埋め、それを最後の〆としています。
ちなみに護符は100%の和紙でできています。和紙を燃やした後の灰は窒素が豊富で、肥料としても申し分がなかったりいたします。
脱線をしましたが──錫の酒器に蒸留酒を注いたあとは、組んだセットアップの中央に奉じて術の最後まで見守ってもらってございます。
献酒は日本だと清酒、欧米だとワインが一般的かもしれませんが、私の術ではクロモジの存在はとても大きいので、この〈香の森〉を2019年の発売以来ずっと使わせてもらっているんですね。
その前までは奈良の酒蔵・春鹿さんの純米酒を献酒しておりました。
どちらもほとんど術の成否には変わりがないのですが、清酒の場合は春や夏など、暖かくなってくると呑んべえにはたまらないような匂いと酒気で祈祷部屋が満ちることがあったので、いまはこちらの蒸留酒で落ち着いています(*゚∀゚)うぃ~
いい感じで酔っ払った状態で術を行うと、僅かながら私の気持ちのノリもよくなったりもするのですが、その後に家事と鑑定ができなくなってしまうので笑
いつもクドクドと長いので、今日は軽めで( ᵕᴗᵕ )