自分が妊娠して初めて知ったことpart1

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コラム
私は保育士をしていたので、子どもたちはもちろん、子育てをしているお父さんお母さん、子育てをしている保育士の先輩たちとも関わる機会がたくさんありました。なので、子どもに関する知識だけでなく、妊娠出産についての話を聞いて知ることもたくさんあり、妊婦さんと関わる機会も多かったです。

それでも、いざ自分が妊娠すると、知らなかったことや想像と違ったことが多く、私は勉強不足だったな…何にもわかっていなかったな…と思いました。そのことについて、私自身が忘れないように、1つ1つご紹介します。

①妊娠することは奇跡だ!
子どもの頃、結婚したら子どもができるのは自然なことだと思っていました。特に何も考えず、「〇歳までに子どもが欲しいね~。」なんて友達同士で話すことも。でも、大人になって保育士という職業をする中で、不妊治療や流産を経験している人がこんなにもたくさんいるのかと驚きました。妊娠出産は当たり前じゃない、誰もが経験できるものではないし、人知れず悲しい思いをしている人もいるんだということを知ったのです。自分が妊娠したいと思い、妊娠についての知識を深めていく中で、よりその想いは強くなりました。

②同じ女性でも意外とわかっていないことが多い
妊娠出産について保育士になってから知識が広がり、私自身が妊娠することでより知識を深めましたが、それまでは知らないことの方が多かったです。同じ女性で、子どもに関する職業に就いていても、意外と知らないことやわかっていないことって多いんだなと思いました。今や様々な情報がインターネットですぐに調べられる時代だけれど、自分が意識的に目を向けなければ気づかない、学べないという側面もあります。特に自分事ではない男性は、意識的に知ろうとしなければわからないことも多いはず…。性教育の大切さについても考えるきっかけとなりました。

③つわりってこんなにしんどいの!?
働いていた職場の妊婦さんや知り合いの妊婦さんが、「つわりで気持ち悪い…。」と言ってしんどそうにしているのを間近で見てきました。しんどいんだろうなと思い、仕事を変わる、休憩してもらうなど、自分にできることをして相手の体調を配慮している…つもりでしたが、私は何もわかっちゃいなかったと大反省することになります。私のつわりの場合、1日中起きている間はずーっと車酔いをしているような状態でした。気持ち悪くて食べたくないけど食べなかったら食べなかったで気持ち悪い、吐きそうなのに吐けない、何をしても気持ちの悪さがとまらない…。いつになったらつわりが治まるのかがわからないので、先の見えないしんどさに泣きました。つわりの重さや感じ方は人それぞれなので、全然体調に変化がなく元気な人もいます。それでも、こんなにしんどい思いをしているのに仕事に行かなければいけないなんて、つらすぎる…「つわり休暇」があってもいいのでは!?つわりのしんどさを体験して、もっと妊娠している女性が休みやすい社会になって欲しいと心から思いましたし、つわりで苦しんでいる人がいたら気遣ってあげたいと思ったのでした。

part2に続きます→



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