会社で気をつけたい3つのタブー

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コラム
「人生100年時代」を応援するライフステージコーチのタムシンです。
普段は都内の民間企業で、新規事業開発のリーダーをしています。
コーチングを使って自身のリーダーシップ開発を実践しながら、副業としてコーチングセッションを提供しています。

3つのタブー

会社でつい失言して後悔することってありませんか?
孔子は『論語』で
君子に侍するに三愆あり
と言いました。
上司に対して冒してはならないタブーが3つあるというのです。

①出しゃばり

話を振られてもいないのに、自分から話し出すことです。
「○○さんはどう思う?」「あなたの意見を聞かせてくれない」
と言われてから、発言したいものです。
「待っていたらチャンスがつかめない!」「もっと自己アピールしないと!」と、はやる気持ちはグッと抑えましょう。

②黙って意見を言わない

出しゃばりは良くないですが、発言するべきときに、意見を言わないで黙っていることもマズいです。
自分の力が発揮できる「ここぞ!」という時は、サッと手を挙げて意見を言いたいものです。
①と②は矛盾するように見えますが、どちらも過ぎてはよくないということで、評価は「聞き手が決める」ことです。
黙って意見を言わないと、本心を言わず隠しごとをしている、と思われることもあります。
「沈黙は金」と言いますが、寡黙すぎると相手から要らぬ疑いを買うこともありますので、適度に自分の考えを伝えたいものです。

③相手のことを考えない

相手の反応や気持ちを無視して発言すること。
完全に相手が怒っているのに、正論をぶつけて勝ち誇ったように勘違いするひとがいます。
それでは勝負で勝ったとしても、期待した成果は得られません。

これら3つのタブーに気をつけて、その逆をするよう心掛けたいです。
つまり
「出しゃばらない」
「必要なときに意見を言う」
「相手の反応を見る」
です。
これはコーチングのスキル「傾聴」にも近いです。
企業では1on1で上司・部下がコミュニケーションする機会が増えています。
せっかく部下のことを知る絶好の機会なのに、「出しゃばる」「自分の話ばかりする」「相手の反応を見ない」上司になっていないでしょうか?
傾聴スキルを磨くには実際にコーチング体験をしてみるのが一番です。
よろしければ是非、企業の管理職として働くプロコーチのコーチングをご体験ください

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タムシンコーチのプロフィール

人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中

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