リーダーがやってはいけない4つの悪行

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コラム
「人生100年時代」を応援するライフステージコーチのタムシンです。
普段は都内の民間企業で、新規事業開発のリーダーをしています。
コーチングを使って自身のリーダーシップ開発を実践しながら、副業としてコーチングセッションを提供しています。

 会社でつい失言して後悔することがあります。
 孔子は『論語』で「リーダーがやってはいけない4つの悪行がある」と説いていて、自分がその中のどれかをやっていないかを振り返るようにしています

①教えないで殺す(虐)

 偶然に上司・部下の関係になったご縁にもかかわらず、指導・育成せず、部下がミスしたら「何やってんだ!」と激怒することです。
 「私のせいじゃない」「そういう意味で指示したんじゃない」と責任逃れをして逆ギレしたり、「だからダメなんだよ」「役に立たないなぁ」とパワハラします。

②注意しないくせに利益だけ求める(暴)

 普段から部下に注意するよう促さないくせに、うまく行きそうな成果だけを求めます。

③言ってないのに締め切りにうるさい(賊)

 事前に厳しく言ってないのに「もう時間が無いから」と早々と打ち切ってしまいます。
 相談しようとしても「ゴメン。時間ないから」と都合が悪いことからは逃げようとします。

④出し惜しみする(有司)

 部下に惜しみなく知識・スキル・人脈を伝えるべきなのに、時間をとって伝えようとしません。
 しっかり教えないくせにに、やらせて部下が出来ていないと「知らなかったの?」「そうじゃなくてさ」と部分だけ指摘して、全体像を説明しません。

まとめ
いかがでしょうか?
リーダーとしてやってはいけない4つのタブーは「虐」「暴」「賊」「有司」に集約されます。
自らを律して怠けず、怠らず、鏡の前で内省しながら、自らのリーダーシップを高めていきたいと思います。

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タムシンコーチのプロフィール
人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中

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