人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
この記事は現状に不満足なひとが、いまの自分を認めて、少しでも勇気をもってもらいたい、と思って書きました。前に向かって進めるきっかけになればうれしいです。
いまの自分に不満足
誰でも「もっと自分はできるはず」という強気さと、「これといった強みがなくて自信が持てない」という弱気さの二面性があります。
そして「いまの自分」と「ありたい理想」のギャップが大きすぎて苦しんでいるのです。
どんな一流スポーツ選手でも、ビジネスで大成功した大富豪でも同じ悩みを抱えています。
この悩みは別のように見えますが、その本質は「いまの自分に納得ができなくて不満足である」という共通点があります。
「誰もがうらやむような一流の人たちと、自分の悩みが同じはずはない」「私が彼ら・彼女らのように一流になれたらきっと満足するはずだ」と反論したくなるかもしれません。
でも「いまの自分に不満足」という考え方・生き方のままでは、どれだけ上位に行っても更に上位が気になってしまい、いつまでも満足することはできないのです。
例えば成功して大金持ちになっても、世界の富豪と比べたがるし、スポーツの全国大会で優勝しても次も勝てるかと不安になります。
「ありたい理想」からバックキャスティングする
コーチングでは、「ありたい理想」から「いまの自分」を振り返ってバックキャスティングしながら「やるべきこと(タスク)」を管理します。
コーチが依頼主(クライアント)の自己成長を併走してサポートしていくので、1人でやるよりもずっと効果が大きいです。
このやり方で自己実現を果たして、充実感を高めていければコーチングセッションとしては成功です。
自己成長欲求が強いひとにはピッタリですし、わたしもそんな依頼主(クライアント)さんにはこの方法をご紹介します。
自己成長に追い立てられる人
でもこのやり方では、どこまで行っても現状不満足がついて回ります。
それでずっと苦しみ続けているひとだとしたら、何かを手に入れて成長し続けるのではなく、「いまのままの自分」に満足してしまうことを考えてみませんか?
仏教では「足るを知る」という教えがあります。
欲望を抑えて、いまここにある自分に感謝して満足する考えです。
「向上心を否定するのか」「それだと誰も努力しなくなる」という批判もきっとあります。
様々な依頼主さんにコーチングセッションする中で、「もっともっと」と馬車馬のように追い立てられて疲弊しきっている依頼主さんがいます。
そんな依頼主さんにコーチングで
「何に焦っているのですか」
「それで何を実現したいのですか」
「実現したらそこには何があるのですか」
「辿りついたらどんな気持ちがしますか」
と質問することで、依頼主さんが「本当に大切なこと」を気づく体験をしました。
自分への過剰な期待を捨てる
次は別のケースで、「自分に自信が持てない」ひとです。
自分を卑下して自己受容が低いタイプのように見えます。
でも裏を返せば「いまの自分」に対して過剰な期待値をもっているとも言えませんか?
本当はもっとできるはず
こんな自分には納得できない
という気持ちが強いあまり、「いまの自分」の現実とのギャップに耐えきれず、自身が持てなくなって自己嫌悪に陥っている可能性もあります。
現実にある「今の自分」をなかなか認められず、自分に対して過剰な期待を持ちすぎると、いくら自己受容を高めるアプローチをとっても、いつまでも自己嫌悪の沼から抜け出すことができません。
向き合うのは辛いのですが、ちっぽけな「いまの自分」を認めてあげる勇気が必要です。
他者と比べて、テレビの向こうの憧れのスターと比べて、なんて自分はちっぽけでみすぼらしいんだ、と向き合うのは嫌になります。
そんな自分は見たくもないし、認めたくもありません。
でも自分を見つめ、そんな自分を認めることができれば、そこからふつふつと自信が芽生えてくるはずです。
もう自分には過度な期待を持たないし、到達できそうもない夢を追いかけることもありません。
いま、ここにある、自分の為すべき事だけに集中する状態。
その積み重ねが、更なる自信につながり、自分のペースで自分らしい生き方につながるのではないでしょうか?
「そんな生き方はつまらない」という意見もありますが、わたしはこれも自分サイズの幸せな生き方だと思います。
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タムシンコーチのプロフィール
人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中