息子が小学校5年の夏ごろ。土日にやっていた野球をさぼるようになりました。
野球に行くと言ってでかけても、どこかで時間をつぶしている。。
コーチからは息子がグランドに来ていない。どうしたのか?と。。
また、宿題や提出物も出さなくなり、担任の先生から私に電話が来る始末。
私はどうして野球を勝手に休むのか?コーチに迷惑をかけてはいけない。と息子を叱りました。
そして宿題も息子を叱りながら一緒に仕上げて翌日提出させました。
今、思うと息子がなぜ 野球を無断で休んだのかということや、宿題をなぜしなかったのかなど息子とじっくり話し合うこともせずに、ただ叱りつけ、私の怒りを息子にぶつけていただけだったと感じます。
そんな中、とうとう息子は学校へ行きたくないと言い出しました。
私はまた怒りました。ただのなまけだと思ったのです。 情けないと。。
私は新しい仕事が始まったばかりで、息子にかまっている暇もないほど心に余裕がありませんでした。
新しい職場は都内の綺麗な高層ビルの高層階にありました。
学校を休み、うちにいるようになった息子に、数時間おきに電話をする日々が始まりました。
なぜうちの子がそうなってしまったのか。
仕事も手につかず、作業のミスも増え、頭の中は息子のことばかり。
どうしていいのか分からず、パニック状態でした。
当時、この状況がこれから数年続くことになるとは少しも知らずにいました。