怒りを誰かに向けたとき、
いちばん傷つくのは──
ほかならぬ、自分自身です。
怒りが続くほどに、
心はすり減り、
魂は疲れ、身体も冷えていきます。
どんなに相手が理不尽だったとしても、
怒りは、自分の中で燃え続けます。
だから、
怒りを押さえつけるのではなく、
静かに見つめてみてください。
「ああ、私は怒っているんだなぁ」
「こんなことで心がざわつくんだなぁ」と。
ただ、知ること。
ただ、認めること。
すると、
押し込められていた怒りは、
波のように静かにしずまっていきます。
怒りは、
誰かを罰するためにも使えますが、
自分をもっと深く知るために、灯されていると思えたら、
個性も、こだわりも、プライドも・・・
すべてがあなた自身を映し出している。
それを責める必要も、無理に変える必要も、ありません。
ただ、静かに、
そっと見つめるだけでいい。
それだけで、
人生は、やさしく、
ほどけていくでしょう。