楽天経済圏 VS paypay経済圏 その③

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こんにちは ジンです。

『経済圏』という観点から個人的な意見で申し上げます。
1.楽天
2.ソフトバンク(paypay)
3.au
4.ドコモ

というのが結論です。(2020年8月現在)


2位 ソフトバンク
まず猛追し資金的にも余裕があり伸びのあるのはソフトバンクです。
買収に買収を重ね、『経済圏』を作り上げていく、利用者を増やすためにお金をばらまく。
それ自体は良いものの、握手としてはその②のブランドイメージを均一として保てていない事。
ソフトバンクは嫌いでもヤフーはokなんて人身近にいませんか?
経済圏として発展する力を自社ではなく買収することで、混乱と連携が全然うまくいっていないところ。ソフトバンクの命令があれば動かざるを得ない。
下が疲弊していく仕組みになってしまっている。
現場が混乱し、ユーザーすら混乱する。(その為paypayと統一したのでしょうが)
どれだけ完成形を目指せるかどうかですが、その前に現場を考えてほしい。
海外での設備投資やLINEの持つ事業をどれだけスムーズに日本に持ち込めるか。受け入れられるかが今後のカギになりそう。

3位 au
au payやwowma!でネット経済を補ったもののやはり毎回一歩遅い。
毎度毎度他の企業が行った後に展開し追いかけている。
これでは対抗手段で出したポイントやらキャッシュバックなどが無駄でしかない。打開策としてはこれから独自のサービスなど『一番手』で動けるかが鍵。
ある種一番手と言えるのは今後の自社スタッフの評価制度を成果型にするといったことくらいか。
インセンティブの制度は良くも悪くも全社外資を持つ会社にとってはおなじみであるが、コロナ過で公表し、取り組む姿勢を出したのはauのみ。
管理職やムードメーカー、ヘルプしてくれる人間の評価基準をどうするのかが楽しみです。明確な基準を出せないのであれば、疲弊した現場であふれかえり買収される未来しか見えないが・・・。

4位 ドコモ

独自のECを持たないドコモがジモティーに続いてメルカリと提携することでキャッシュレスやネット経済に乗り込むチャンスが生まれる。
ドコモからすればDポイント以外にも提携したいところではあるが、ローソンがすでにauに抑えられている為動きようがなくなってしまった。
セブンは独自でやっており、ファミリーマートもいずれはソフトバンクと統合してしまう事だろう。
他のインフラ面を強化できなければ現状維持で終わってしまう可能性もある。

こうしてみると
買収買収のソフトバンク
決め手のかける後だしのau
提携先を探すドコモ

これらを凌駕しているのが
1位 楽天

楽天んにおいては
独自、自社でのサービスで統一しており、一つの窓口から他のサービスへ誘導できる仕組みをすでに持っている。
クレジットカードを持たせる戦略から楽天へのポイント還元の仕方
さらに他サービスを継続、利用することで自社アピールとユーザーへの還元も実施。カスタマーや自社設備の問題はスマホに関しては顕著ではあるが、他サービスのCSは十分と言えるだろう。
また当初からわかり易く「楽天」と銘打ってすべてのサービス呼称をしている点もサービスを使ったことがないユーザーでも「あ、これも扱ってたんだ」と認知精度が非常に高い。
さらに複数のサービスを受けることでSPU(スーパーポイントアッププログラム)という+1%還元を増やしていけることが『経済圏』という概念が出来た所以です。
ただし、良いも悪いも現時点ではの話だという事と、①で述べた以降ではなく『依存』してしまうと逆に自身の選択肢を狭めてしまう結果になってしまうの。年齢を重ねていけば何かを変えたり、動くことはかなり難しくなっていき思考放棄してしまうと三木谷社長の思うつぼかもしれない。

5年前ほどではないがMNPを求めるあまりばかげた特典で他社から移らせるようなものが『経済圏』で起こってしまうなら・・・ゾっとする。

その会社たちはそろそろ建築から不動産でも始めるんじゃないか・・・?
全てセットですなんて言って・・・。



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