信用と権利

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ビジネス・マーケティング
ところで、信用と似た言葉に信頼という言葉があります。

一般的な定義では、信用とは過去の言動、実績、結果に対する評価であり、信頼とは人柄や思考、行動に対する評価です。この順番は大切です。新人は実績を残すことが難しいですから、いきなり信頼を獲得することも難しいです。
しかし信頼は人柄や思考など、今の姿から将来への期待までを籠めた評価です。これなら新人でも獲得することができます。

つまり、新人期間は信頼を貯める期間と言えます。信頼を得て、仕事の幅や種類を増やし、そうやって実績を残して信用を獲得していきます。信用が溜まって初めて、色々なチャンスを獲得できるようになります。

やりたい仕事、好きな仕事はいろいろあると思いますが、まずは与えられたこと、求められていることに素直に取り組んでいきましょう。そうすることで、「あなたに頼みたい」「あなたとやってみたい」と言ってもらえるようになったら、あなたの価値が認められているサインです。

次に会社員というビジネスについて、権利という観点からも理解を深めます。

会社の権利と個人の権利

労働関連法令的には立場の弱い従業員個人の権利を保護する構造にはなっています。本質的には双方の権利は対等です。会社の経営を阻害してまで個人の権利が優先されることは当然ありません。一個人の利益を優先して組織全体の利益を削ぐことは他の多数の個人の利益を削ぐことになるからです。

会社員とは自分の人的資本を労働市場に投入して、全体益を生み出すビジネスであるとの認識をしっかり持ってください。雇用契約を締結している以上、会社の指示命令に従う義務も生じています。それらに個人の権利が常に優先するとは限りません。

ここで厳しい話をします。会社は個人の夢を叶える場ではありません。会社員とは自分の人的資本を労働市場に投入して、全体益を生み出すビジネスです。
皆さんはこれから社会に出ます。色々な夢を持っていると思います。それは素晴らしいことです。そんな皆さんの出鼻をくじくようですが、これが現実です。

まずは会社の目的を達成する。その中で自分のスキルアップをして夢の実現も目指す。この順番は組織人としては鉄則です。


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