企業におけるルール違反はドーピングと同じ。そんなやり方は長続きしません。ルール違反も一時的な山場を乗り切るためなら短期的には効果を出すこともあります。ルールを100%守っていては企業活動なんてできないという側面も否定はしません。
しかし、先見性を持って備えをしておけば、そもそもドーピングの必要はないわけです。ルール違反を犯してでもやらなければならない時というのは何かが計画通りに行かなかったりトラブルを発生させてしまった時です。
私自身の話をすればトラブル発生時の対応は割と得意です。自慢はできませんが、多少ルールをはみ出して乗り切ることもあります。しかしこれは私の持論ですが、問題発生時にうまく対処するトラブルシューティングの能力は、良く評価しても2流までです。1流はトラブルを未然に防ぎます。
そしてドーピングが体を蝕むように、ルール違反で誤魔化していると本当の実力や組織の実態が見えなくなります。そうするとブラック労働に繋がったりするわけです。そんな会社で本気で働く人がどれだけいるでしょうか?結局、そのような方法しか取れない企業は長続きしないのだろうと思います。