行動に移せていなくても、しようと思っていた意識を認めることです。
だんだん難しくなります。意識承認は行動に移せていなくても、つまり具体的な現象としては何もできていなくても、行動する意思や意欲があればそれを認めるということです。
例えば何かやらなければならないことを指示しておいたとして、トレーニーがそれをやっていなかったとします。レベルの低いトレーナーはやっていなかったことを良くないことと評価して叱ってしまいます。
しかしもう一歩踏み込んでトレーニーがなぜそれをやらなかったのかを確認してみましょう。そうすりと、たまたま飛び込みのお客様や営業電話の対応をしていたとか、何か事情がある場合もあります。そのような場合にこの承認ができないと、トレーニーとしては「言い分の一つもも許されないのか…。」という気持ちになってしまいます。このようなタイミングで感情的に叱ってしまうと人間関係にマイナスの影響を及ぼす結果を招くことがあります。
それよりもやろうと思っていた意思を尊重し、どうしたら行動に移すことができるかを一緒に考える方が建設的です。仮に具体的な話をしなかったとしても、意思を認めることで次にまた同じ事に向かっていこうとか、次こそは行動に移そうとか、その意欲をさらに強めることもできます。
ピグマリオン効果を狙った承認行動とも言えます。
※ピグマリオン効果 期待をかけられるとその期待に副う行動を取ろうとする人間心理