[脳の機能編] 07.脳は変化に敏感な分、慣れたものに興味はない

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ビジネス・マーケティング
前回、TTPの話をしましたが、これは先輩の言うことを鵜呑みにしろという意味ではありません。会社がずっとやってきた事の中には問題があっても惰性で続いている事があります。そしてこれは慣れた人には見えなくなっているのです。
膨大な情報を効率良く処理するために不要な情報をカットする脳の特性は皆さんにもう常識ですね?私達の脳は外敵が現れるような重大な環境変化に対して敏感にできていますので、変化のないものには興味が向きにくいのです。
例えば貼りっ放しの掲示物を誰も見ようともしません。変化がなく風景化してしまっているものには見えないのです。職場に問題があっても、惰性で続いているものには誰も疑問を抱けません。あなたが違和感を覚えた事は、先輩たちが気づいていない問題点かもしれません。
ただしあなたの主張が正当なものであっても、すぐには受け入れられないこともあります。その場合には緊急でない限り、先輩の意向を一旦受け入れ、別の機会にタイミングを見て再提案すれば良いのです。肝心なのはあなたがその惰性に慣れないことです。違和感はスマホのメモアプリなどに記録して、必要な時に引き出せるようにしておきましょう。

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