[脳の機能編]03.脳が思い込みで錯覚する瞬間を体感してみましょう

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情報量が多過ぎると判断に時間がかかるため、必要最小限の情報に絞り込んで他は無視するという機能を私達の脳は進化させてきました。無視したことで不足する情報は、過去の経験や知識から脳が想像して補うようになっています。この個人の経験や知識の差がそのまま判断の差となります。
では、脳の機能を実際に体感してみましょう。(このテストは質問を文字で読んでしまうと意味がありません。留意事項をコメント欄に書きますので実際にやる前に一読してください。)
まず紙とペンを用意してください。その紙に5cm四方くらいの四角を書いてください。いいですか?では今から30秒数えます。今書いた四角の中にできるだけたくさんの「あ」という字を書いてください。では始めますよ、よーいスタート。(30秒経過)はい、そこまで。
さて、みなさんはどうしてひらがなの「あ」と書きましたか?ひらがなの「あ」を書いてくださいなんて私は一言も言ってませんが?
察しの良い方はもう気が付いたと思います。このテストで求められることは、30秒以内にたくさんの文字を書くという結果ではありません。次回はタネ明かしです。
※ご覧いただいた通りでこのテストは耳から入った情報だけで脳がどのような判断をするかをテストするものです。文字情報のSNSでは試してもらうことができません。ここに書いてあることはご家族や会社の人で実際に試してみてください。その際、テストの説明はささっと済ませ、相手にあまり準備をさせずに一気に始めてください。相手の予備情報が増えるほど、テストの効果が薄れてしまいますから。

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